フッド ザ・ビギニング(ROBIN HOOD)116分

投稿者: | 2020年3月17日

お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

MTV風のアップテンポな映像で展開する痛快怪盗アクション!

作品紹介

2019年10月18日公開

今回ご紹介するのは、ロビンフッドの物語を現代風にアレンジした痛快アクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

イングランドのノッティンガム地方にある屋敷で暮らす領主、ロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)は十字軍に徴兵されることになり戦地に赴く。

それから4年の月日がたち、戦闘に明け暮れる日々だったが、ある日、戦地での捕虜に対する非人道的な上官の行いに反抗したためロクスリーは帰国させられる事となる。

故郷に戻ったロクスリーは自身の領土や財産などがすべて没収され、領民や恋人も追放され、自分は戦死した事にされている事実を知る。

そこで戦地で命を救ったジョン(ジェイミー・フォックス)と再会し、弓の引き方などの戦い方を伝授してもらう。

技を会得したロビンは頭巾を被り、腐敗した政府に対し、たった2人で反逆を開始する。

戦場で出会った二人はやがて親交を温めていく

歴史ものという事なのでドラマ部分がしっかりしているアクションだと思っていましたが、

実はMTV風の流れるようなカメラワークで終始カッコいいアクションが連続する、バリバリの痛快アクション映画でした。

全体の7割ぐらいがアクションだったような気がします。

ずっとカメラが動いているせいでそう感じたのかもしれませんが。

ですので落ち着いて歴史ものをじっくり鑑賞したいと思っている方には不向きかもしれません。

逆にアクション満載で何も考えずにとにかく、カッコいいアクションを楽しみたいという方にはぴったりだと思います。

登場人物がどう考えても現代のブランド物のような綺麗なスーツやロングコートなどを着ていますが、

前半ではその違和感が気になるものの、畳みかけるようなアクションとカッコいいビジュアルを見ているうちに、

いつの間にかそういう世界観なのだと受け入れてアクションを楽しんでいました。

それも作り手の狙いの1つだったのかもしれません。

ただ、すごく展開が早いので登場人物たちに感情移入している余裕なく物語が進んでいくこともあり、

見る人によっては、あまり感情の高ぶりがなくただ客観的にアクション映像を見ているだけ、になってしまうかもしれません。

そういったところで賛否の分かれる作品だと思われますが、単純にアクション作品として十分楽しめる内容とはなっていますので、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

ジェイミー・フォックスは師匠役

作品情報

2018年製作 アメリカ製作 アクション

監督 オットー・バサースト 製作 レオナルド・ディカプリオ

出演 タロン・エガートン ジェイミー・フォックス、ベン・メンデルソーン、イヴ・フューソン

絶好調のタロン・エガートン

スタッフ・キャスト

主演は(キングスマン)、(ロケットマン)でアクションも演技もできる若手注目株タロン・エガートン。

共演に(ジャンゴ)、(アニー)、(コラテラル)などの演技派ジェイミー・フォックス。

製作の一人にレオナルド・ディカプリオも参加しています。

身体能力をフルに生かしたアクション

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