お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
人気スマホゲームをドルフ・ラングレン主演で実写映画化した激安ゾンビアクション!!
作品紹介
2019年4月5日公開
今回ご紹介するのは、人気スマホゲームをドルフ・ラングレン主演で映画化したゾンビアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
世界中でゾンビ感染症が発生。
感染者を一掃するためゾンビ特殊部隊(CSU)が結成された。
政府は、格闘家や有名ゲーマー、犯罪者などの若者をスカウトし、特殊部隊として訓練していた。
その特殊部隊の隊長、ウォーカー(ドルフ・ラングレン)は、日々厳しく隊員たちを訓練していたが、
ある日上官より、感染症の発生源であるターミナル島で、行方不明になっている感染症の治療薬研究チームの救出任務を受ける。
訓練間もない隊員たちを連れて任務に就くウォーカーたちだったが、ターミナル島は彼らの想像を絶するような危険地帯と化していた、、!?
人気スマホゲームの映画化、という事ですが正直、全然知りませんでした。
そう考えるとゾンビのエキストラの人数がやたらと多かったりしましたので、いつものドルフ作品に比べると少し予算は多めにあったのかと思われます。
ですが、逆にエキストラが多すぎてメイクに凝る余裕がなかったのか、ゾンビメイク自体ははっきり言って文化祭レベルとなってしまっています。
そんな事なら、そんなに人数いらないのでもっと特殊メイクに予算をかけて欲しかったところですが、何かのしがらみがあったのかもしれませんね。
内容ですが、一応ゲームの映画化、という事もあり、主人公の若者がVRゴーグをつけると(スターシップトゥルーパーズ)のような特殊部隊のコマーシャルが流れて物語が始まる、といった展開で出だしはなかなか良い入り方でした。
ですが、本編が始まると、色んな特技を持った若者を集めて、特殊部隊訓練のシーンに入っていき、どこかで見た事のあるような展開になっていきます。
で、特に訓練で強くなった、というわけでもないのに、いきなり実践の任務に挑む、という強引な展開で、あとは延々とゾンビバトルへと突入していきます。
しかも、登場人物が割と簡単にどんどん死んでいき、また出演陣のオーラの無さと演技力の無さが伴って、誰が主要キャストで、誰が生き残って、誰に感情移入して良いのかさえ、分からなくなってしまいます。
結局生き残るのは、とってつけたようなキャラクターですが、ラストの落ちだけは、ちょっとだけ捻っていて好感が持てました。
それでも、本作を鑑賞して原作ゲームをプレイしてみたい、と思う人がどれだけいるのか疑問ではありますが、、、。
もし、次作があるのなら、ドルフ・ラングレンのような名前の通ったスターよりも、全体的に感情移入できるキャストでの映画化で再挑戦して欲しいところです。
というような感じではありますが、ゾンビ好きな方であれば、話のネタぐらいにはなるかと、思いますのでご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
作品情報
2017年製作 アメリカ製作 ゾンビアクション
監督・脚本 マイク・カフ、スコット・ウィンドハウザー
出演 ドルフ・ラングレン、オータム・リーサー、ロメオ・ミラー、イザイア・ワシントン、クリス・ガリア、加賀美セイラ
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