お薦め度 ★★★★★★★☆☆☆
シリーズ生みの親ジェームズ・キャメロン復帰の続編は、3以降をなかったことにする大胆設定の2の正統続編
作品紹介
2019年11月8日公開
今回ご紹介するのは、シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンが製作に復帰したSFアクションシリーズ最新作です。
それでは、まずはあらすじから、
ターミネーターT800の自己犠牲により、未来をかけた戦いに終止符をうった後の22年後、
メキシコシティで働くダニー(ナタリア・レイエス)はある日突然、未来からやってきた新型ターミネーターREV9に命を狙われる。
寸前のところで命を救ったのは謎の女戦士グレースだった。
理由も告げずひたすら命を懸けてダニーを守る逃避行が始まった。
何度も命の危険に晒される中、絶対絶命の窮地を救ったのはかつてターミネーターと戦った戦士サラ・コナーだった。
そして、さらに3人を助けるために近づいてきたある男の姿を見てサラ・コナーは驚愕するのだった、、。
劇場公開時評判があまり良くない、と噂されていましたが、正直なぜ、そういう評判になるのか解らないぐらいに良くできたSFアクション作品です。
前作の(ターミネーター新世紀ジェネシス)の内容があまり振るわなかったという事が一番大きいと思われますが、非常に残念ですね。
(ターミネーター2)のその後の物語という事で2の内容を周到しているような物語展開が結構あり、
後半は2を上回るような感動のラストを迎えます。
年月の重みもあり、それをされると絶対泣いてしまう、というようなファン泣かせの期待通りの展開でした。
アクションシーンも機械同士の重みのあるアクションがリアルで、(デッドプール)のキレのあるアクションを演出したティム・ミラー監督の面目躍如といったところかと思います。
また、本作のキャストの魅力において、リンダ・ハミルトンの復帰、シュワルツェネッガーの続投は当然嬉しい事ですが、
今回はグレース役のマッケンジー・デイヴィスのカッコ良さに尽きると思います。
あまりにキレの良いアクションと立ち姿にてっきり売り出し中のアクション女優なのかと思っていましたが、
それまでの出演作が(タリーと私の秘密の時間)、(オデッセイ)、(ブラックビューティ)とどちらかというとアクションが少なめのドラマ作品での出演が多く、
本作のような本格的なアクションは初めてのようで、トレーニングを積んで撮影に挑んだ、との事です。
確実に今後も大活躍が期待できそうですね。
という事で、劇場公開時に残念ながらヒットとはならなかった作品ではありますが、SFアクション作品として十分すぎるぐらいに楽しめる作品となっていますので、
見逃している方など、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
さらに続編が観たくなりますよ。
スタッフ・キャスト
監督は(デッドプール)で長編デビュー後いきなり人気監督となったティム・ミラー。
製作は(ターミネーター)、(エイリアン2)、(タイタニック)、(アバター)と監督作すべてが映画史に残る名作を残しているジェームズ・キャメロン。
出演はジェームズ・キャメロンと共にシリーズ復帰した(ターミネーター)1作目と2作目でもサラ・コナー役を演じていたリンダ・ハミルトンと4以外で当たり役T800を演じ続けるアーノルド・シュワルツェネッガー。
他に(ブレードランナー2049)などのマッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエスなど。
作品情報
2019年製作 アメリカ製作 SFアクション
監督 ティム・ミラー 製作 ジェームズ・キャメロン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス
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ターミネーターシリーズ大好きなので、たとえパラレルワールド的なストーリーでも大満足です!
アクションはもちろん凄かったですが、サラ・コナーがカッコよすぎた(笑)
シュワちゃんも年を取って、哀愁が漂ってましたね。
2はシリーズの中でも一番のお気に入りなので、その正当続編が見られて良かったです。
こんにちは、いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。本作は、私も大好きな作品です!3以降を無かった事にしてしまう大胆な設定と、サラ・コナーの復帰や、新しいサイボーグではない強化人間という設定が良いですよね。今回の敵役が、ぱっと見、その辺にいる普通のお兄さん的な風貌なのも、一周回って良いですよね。アクションのテンポも良くて、ラストも期待通りに泣けるのに、何故これで劇場公開時にヒットしなかったのか不思議でしょうがないです、、。