ジョエル・シュマッカー監督作品を鑑賞して

投稿者: | 2020年7月5日

こんにちは、まぁくです。ここ数日、少し涼しい日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。これぐらいの暑さでなんとか、あと一か月ぐらい持ちこたえて欲しいのですが、、。

さて、先日2020年6月21日に映画監督のジョエル・シュマッカー監督が癌のため逝去されました。

ジョエル・シュマッカー監督といえば非常に多くの有名娯楽系作品を残した名監督でした。

少し抜粋して振り返ってみると、

エミリオ・エステべス、デミ・ムーア等多くのスターを輩出したブラットパックムービーの傑作(セント・エルモス・ファイアー)。

1985年製作

キーファーサザーランド、コリー・ハイム、コリー・フェルドマン主演の青春バンパイア映画で後にシリーズ化もされた(ロスト・ボーイ)。

1987年製作

ブレイク前のジュリア・ロバーツとキーファー・サザーランド主演で後にリメイクもされた死の境界線に挑むサスペンス(フラットライナーズ)。

1990年製作

(プリティウーマン)でブレイク直後のジュリア・ロバーツ主演のベストセラー恋愛ドラマの映画化(愛の選択)。

1991年製作

マイケル・ダグラス演じるキレたサラリーマンが、ハンガー店で店員に『見本の写真と実物が違うじゃないか!』とキレてバズーカ砲とか撃ちまくる痛快無茶苦茶アクション(フォーリングダウン)。

1993年製作

元弁護士ジョン・グリシャム原作のベストセラー小説原作の大ヒット法廷サスペンス(ザ・クライアント依頼人)とまたしても期待ほど興行的にも批評的にも振るわなかった(評決のとき)。

1994年製作
1996年製作

ティムバートンから大ヒットDCコミックシリーズを受け継いだ大ヒット作(バットマンフォーエヴァー)、と期待とは裏腹に頑張り過ぎて逆にラジー賞を多数受賞してしまったその続編(バットマン&ロビンmr.フリーズの逆襲)。

1995年製作
1997年製作

ニコラス・ケイジ主演でスナッフムービーのセンセーショナルな恐怖を描き、後にビデオムービーとして続編も製作された(8mm)。

1999年製作

ベトナム戦争映画でありながら直接的にはベトナム戦争シーンを描かないコリン・ファレルブレイク直前の主演作(タイガーランド)。

2000年製作

街中の公衆電話で突然正体不明の犯人に脅迫を受けるコリン・ファレルのおどおど演技とラストの犯人の正体に(おぉッ!)となる、上映時間81分の傑作シチュエーションサスペンス(フォーンブース)。

2002年製作

アンソニー・ホプキンスとクリス・ロック主演で製作のジェリー・ブラッカイマーがいつものようにド派手感満載で描いたスパイアクション(9デイズ)。

2002年製作

(ベオウルフ)で後にさらに大ブレイクする足掛かりになったジェラルド・バトラー主演(オペラ座の怪人)。

2004年製作

それまでのコメディ演技を封印して完全なミステリーとして神経質すぎる主人公を演じてイメージチェンジを図ったジム・キャリー主演(ナンバー23)。

2007年製作

B級作品ではあるが後のマーベルとDCコミックヒーローを演じる事になるヘンリー・カヴィルとマイケル・ファスベンダーを見出した価値あるバンパイアムービー(ブラッドクリーク)。

2009年製作

ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマンの完全ダブル主演で緊迫感のある密室サスペンスを短い上映時間で手堅くまとめた(ブレイクアウト)。

2011年製作

など常に大衆性を意識したエンターテイメント作品を多く残した名監督でした。

晩年は作品規模も小さくなってしまってはいましたが、それでも少ない予算で最大限エンターテイメントを堪能できる魅力的な作品ばかりでした。

それと、ジョエル・シュマッカー監督は俳優選びには先見の明があったようで、ブレイク直前のエミリオ・エステべス、ロブ・ロウ、アンドリュー・マッカーシー、デミ・ムーア、マシュー・マコノヒー、ジュリア・ロバーツ、コリン・ファレル、マイケル・ファスベンダー、ヘンリー・カヴィル、など後の大スターを大勢発掘しています。

それらの監督のフィルモグラフィーを今、振り返って見てみると、多くの名作、ヒット作を長年に渡って残していますので、おそらく、ある程度の映画ファンであれば、いずれかの作品は鑑賞した事があるのではないでしょうか。

個人的にも、何作か鑑賞し直してみましたが、やはり人々の記憶に残っている作品はたとえ月日がどれだけ流れていても、いつ観ても楽しめる作品となっています。

と同時に、改めて鑑賞し直す事で当時、鑑賞していたころの記憶も蘇ってきたりして少し気持ちも若返ったりします。

鑑賞した年齢によって面白く感じたり、逆に面白いと思っていた作品が実はそうでもなかったり、複数回鑑賞する事でまた違った楽しみ方ができます。

そこでいうとジョエル・シュマッカー監督作品はほとんどの作品がエンターテイメント系の作品で見やすく、観返すには手を伸ばしやすい作品ばかりとなっています。

映画作品は常に新作が存在していて、昨今ではメディアなどの発達もあり、様々な方法で常に新しい作品を鑑賞できる状況は整っています。

ですが、新しい作品を鑑賞する合間にでもジョエル・シュマッカー監督作品のような過去に実績のある直球エンターテイメント作品を鑑賞してみるのも、前述のようなブレイク前のスターの初々しい姿などの新しい発見があったりして、一つの楽しみ方として良いのではないかと思います。

それでは、本日はお立ち寄り頂き、ありがとうございました。

↓ジョエル・シュマッカー監督作品(ザ・クライアント依頼人)はこちら↓https://ei-ga.net/%e3%82%b6%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e4%be%9d%e9%a0%bc%e4%ba%bathe-client119%e5%88%86/

↓ジョエル・シュマッカー監督作品(評決のとき)はこちら↓https://ei-ga.net/%e8%a9%95%e6%b1%ba%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8da-time-to-kill149%e5%88%86/

↓ジョエル・シュマッカー監督作品(ブレイクアウト)はこちら↓https://ei-ga.net/%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%83%88trespass91%e5%88%86/

↓ジョエル・シュマッカー監督作品(ブラッドクリーク)はこちら↓https://ei-ga.net/%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%afblood-creek90%e5%88%86/

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