お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
夢で見た暗殺の映像が、現実の世界と交差するカム・ジガンディ主演、ジョナサン・リス・マイヤース共演のサスペンスアクション!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、カム・ジガンディ主演のサスペンスアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
食堂を経営するガブリエル(カム・ジガンディ)は、愛する妻と幸せな毎日を送っていたが、毎晩のように自ら暗殺者となって要人を暗殺する夢に悩まされていた。
ある日、その要人が現実の世界でも暗殺され、その事件が未解決になっているという事を知る。
主治医の精神科医リーズ(ジョナサン・リス・マイヤース)に診てもらうが、状況が良くなる事は無かった。
そこで、主治医の存在自体を疑ったガブリエルは、自身に関する書類を盗み出し、そこで驚愕の事実を知る!?
(ネイビーシールズ チーム6)などのカム・ジガンディ主演のサスペンスアクション作品です。
夢のイメージが現実となり、現実自体を疑い出すようになって、やがて大きな陰謀にたどり着く、というサスペンス描写をメインとした作品となっています。
DVDジャケットイメージからSFっぽい内容のように思えますが、実際は根元にある設定のみがSF設定となっているのみで、VFXなどの表現はない現実的な作品となっています。
後半のSF設定は物語の大事な部分ですので、割愛しますが、なかなか漫画チックなSF設定となっています。
物語自体は、自分の夢が現実になるのは何故?という謎を追いかける展開がメインとなってきますが、
そこへ、愛する妻、顔見知りの保安官、主治医である精神科医が絡んできて、物語を盛り上げます。
その各キャラクターが絶妙な感じで怪しく設定されていて、特にジョナサン・リス・マイヤースとマイケル・ビーンという二大スターの怪しさは、
一本調子の主人公よりも際立って目立っています。
ジョナサン・リス・マイヤースは、最近はB級作品中心になってしまいましたが、(ベルベッドゴールドマイン)で魅せた怪しい魅力は、
本作でも十分発揮され、登場早々にどう考えても怪しい精神科医を独特の魅力で演じています。
外見のせいでしょうか。もし個人的に医院に通う事になっても、この先生に悩みを打ち明けて問題が解決できるとは到底思えないぐらいに怪しさが際立っています。
まさに本作のような役柄にはピッタリハマっているのではないでしょうか。
あと、マイケル・ビーンもいつのまにか、B級作品の脇役のしかも悪役を演じる事が多くなってしまいましたが、
個人的にはそれでも、(ターミネーター)のカイル・リース役のイメージが強く、その後他のキャストが演じたカイル・リースがあまり良くなかったこともあり、
未だに悪役で見かけても、実は正義のヒーローでは?と思ってしまいます
本作なんかは、完全な悪役なんですけどね、、。
という感じで、妖しい魅力的なキャラクターを巻き込みながら、後半はいよいよSF設定の陰謀が明らかになっていきますが、
この辺から急にアクション色が強くなり、実は主人公は無双レベルで強い、という事がだんだんと分かってきます。
それなら、もう少し、前半の夢の暗殺シーンでそれなりに強いところを見たかったところですが、一応最初に登場したときから無敵という設定だったようです。
二番目の暗殺シーンでは暗殺のターゲットの普通のおじさんと互角に格闘を繰り広げて、ギリギリ暗殺に成功したという感じで、もたついた印象でしたが、、、。
といった感じで、後半はちょっと毛色の違う作品になりますが、なかなかB級作品としては楽しめますので、
アクションサスペンス好きの方などご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
ジョナサン・リス・マイヤースはこれぐらいの役柄が調度良いですね。
作品情報
2017年製作 アメリカ製作 サスペンスアクション
監督 オービン・オルソン、アマリヤ・オルソン
出演 カム・ジガンディ、ジョナサン・リス・マイヤース、マイケル・ビーン、ブリット・ショウ
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