お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆
その後多くの類似作を生んだハードボイルドカーアクションの原点にして決定版!!
作品紹介
1978年9月2日公開
今回ご紹介するのは、ウォルター・ヒルの伝説的カーアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
犯罪者の逃亡を助ける仕事を請け負うドライバー(ライアン・オニール)は凄腕の運転技術を持っていた。
彼を追うディテクティブ(ブルース・ダーン)、いわゆる刑事は馴染みの強盗団と取引しドライバー逮捕のためおとり捜査を開始する。
そこへ謎の美女プレイヤー(イザベル・アジャーニ)が現れた事で自体は予想外の方向へと向かっていく。
随分昔に鑑賞した記憶があり、内容も忘れがちだったのですが最近になって鑑賞し直してみて近年のカーアクション映画、というよりアクション映画全般に本作の影響を色濃く受けている作品が多いという事が凄く良くわかりました。
近年大ヒットしたエドガー・ライト監督作品(ベイビードライバー)などはほとんどそのままですし、
運転のみ請け負って犯罪自体には関わらない(それでも犯罪なのですが)という設定なども犯罪アクションのジャンルでは良く見かける設定ですし、
アクションシーンをとっても見かけた事のあるようなシーンが散見されました。
それらの近年普通に見ているアクションシーンも本作がなければ存在しなかったと考えると本作はやはり非常に意味のある作品だと思います。
作品自体もハードボイルドでセリフが少なく、闇の世界に生きる者たちのアンダーグラウンドな世界観がひたすら渋く、アイドル的存在だったライアン・オニールのイメージチェンジにも一役かっていたようです。
ということで本作はカーアクション好きだけでなく、全てのアクション映画好きの方にお勧めできる作品となっています。
作品情報
1974年製作 アメリカ製作 カーアクション
監督・脚本 ウォルター・ヒル 製作総指揮 ローレンス・ゴードン
出演 ライアン・オニール、ブルース・ダーン、イザベル・アジャーニ
スタッフ・キャスト
監督は(レディガイ)、(ウォリアーズ)、(ストリート・オブ・ファイヤー)などのアクション映画の名匠ウォルター・ヒル。
出演は(ある愛の詩)、(ぺーパームーン)などでアイドル的な人気を誇り、本作ではハードボイルドな一面も見せたライアン・オニール。
共演に(サイレントランニング)や近年でも(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)で変わらず活躍しているブルース・ダーン。
紅一点に(カミーユ・クローデル)、(ポゼッション)などのイザベル・アジャーニ。
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