お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
不人気YouTuber集団の起死回生のゴースト退治！！ノリの良いギャグとお下劣シーンの連続でノンストップで魅せるグロめのブラジル産ゴーストコメディ！！
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、ある学校でのゴースト退治を依頼されたYuouTuber集団の恐怖の一夜を描いたホラーコメディ作品です。
それでは、まずはあらすじから、
ヤラセのゴースト退治動画で人気の上がらないYouTuber集団（ゴーストキラーズ）は、うだつの上がらない日々を送っていた。
そんなある日、ある学校からゴースト退治の依頼が舞い込んでくる。
早速現地に赴いた一行だったが、その学校はメンバーをかつてない恐怖に陥れる凶悪な悪霊が支配する呪われた地区となっていた！？
ブラジル製作の珍しいホラー作品ですが、製作元がハリウッドメジャーのワーナーですので、しっかりとした作りとなっているコメディホラーです。
基本的にはコメディホラーになっていて、そこに、お下劣ギャグや、グロめのギャグなどが随所に挿入されます。
ですので、ノリの良い作品ではありますが、そういうジャンルに嫌悪感のある方は、ちょっと厳しい作品となっています。
割と、お下劣路線も、かなりのド下ネタが結構長めに展開されます。
ただ、ギャグに対する、リアクションというか、日本で言うところのツッコミ的なリアクションに移るまでの「間」が、
割と日本のお笑いの「間」に近いように感じましたので、ブラジルの笑いと日本の笑いは、
もしかしたら、結構似ているのかもしれません。
勿論、個人差はありそうですが、、。
そんなギャグのオンパレードな作品ではありますが、グロ描写は割と気合が入っており、
中盤以降、これでもか、と言わんばかりの血しぶき描写の連続となっています。
おそらく、この血しぶきの量も、苦手な方は厳しくなるぐらいの大量の血しぶきとなっていますので、注意が必要です。
もう、途中からは、意味もなく、ただ血の量だけが増えていく感じさえしました。
あるメンバーはあっさり死んでしまうのに、メンバーではないキャラクターが意外に活躍したり、
そもそもメンバー自体の成長がほとんど描かれていなかったり、
と、なかなか感情移入しにくい物語ではありますが、お下劣ギャグと、血しぶきの量の勢いで、
結局最後まで観れてしまう、元気、といえば元気なブラジル製ホラーとなっていますので、
という事で、ちょっと観る人を選ぶ作品ではありますが、ホラー好きの方などでしたら、十分楽しめると思われますので、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
ブラジルの笑いのツボがちょっと垣間見れますよ。
作品情報
2018年 ブラジル制作 ホラーコメディ
監督・脚本 ファブリシオ・ビター
出演 ダニーロ・ジェンティーリ、レオ・リンス、ムリロ・クート
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