お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆
アレックス・クロスシリーズ第一弾は連続誘拐殺人犯ＶＳ身内を誘拐された犯罪心理捜査官の手に汗握る攻防戦
作品紹介
1998年6月27日公開
今回ご紹介するのは、ジェームズ・パターソンのベストセラー小説、アレックス・クロスシリーズ映画化の第1弾です。
それでは、まずはあらすじから、
カリフォルニア州で美人ばかりを狙う連続誘拐殺人事件が発生する。
犯人は自らをカサノヴァと名乗り美女を誘拐しコレクションとして監禁していた。
誘拐された聡明な医師ケイト・マクティアナン（アシュレイ・ジャッド）は犯人の一瞬の隙をつき、監禁されていた地下室から命からがら脱出に成功する。
そして意志の強いケイトは未だ監禁されている人質を助けるために敏腕刑事アレックス・クロス（モーガン・フリーマン）との捜査に協力し犯人を追い詰めていく。
アレックスクロス刑事が活躍するジェームズ・パターソン原作のシリーズ2作目（kiss the girl)の映画化という事で流石に原作ものなので、ストーリーやキャラクターがしっかりしていてすぐに引き込まれました。
原作は未読ですが、モーガン・フリーマンの落ち着いた演技が非常に安心感があり、また犯罪心理捜査官で著書もあったり、と普通の刑事ではなく少し権威のある頭脳明晰な役どころが非常に説得力がありました。
また本作のヒットで同じキャストによる続編（スパイダー）が製作されました。
当時売り出し中のアシュレイ・ジャッドの勝気な若さと頭脳明晰で安心感のあるモーガン・フリーマンの存在が対照的ではありますが上手く溶け合ってバディものとして相乗効果を上げていました。
猟奇殺人事件ものなどがお好きな方には特にお薦めで、続けて（スパイダー）も鑑賞することお薦めします。
因みにアレックスクロスシリーズは後にロブ・コーエン監督が（バーニング・クロス）という作品を撮影していますがこちらは製作会社もスタッフ・キャストも違う改めて作成した再映画化なので同じ原作シリーズではありますが全く別作品と考えた方が良いと思います。
という事で本作は非常に安心して楽しめるバディサスペンスとなっていますので機会がありましたらご鑑賞ください。
作品情報
1997年製作 アメリカ製作 サスペンス
監督 ゲイリー・フレダー 原作 ジェームズ・パターソン
出演 モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャッド
スタッフ・キャスト
監督は（デンバーに死す時）、（バトルフロント）のゲイリー・フレダー。
原作はジェームズ・パターソンのアレックスクロスシリーズ。
出演は（ドライビングmissデイジー）、（グランドイリュージョン）シリーズなどの名優モーガン・フリーマンと（ハイ・クライムズ）、（ダブル・ジョパディー）などのアシュレイ・ジャッド。
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