ゲットバック奪還(VIER GEGEN DIE BANK)96分

投稿者: | 2020年3月22日

お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆

奪われた金を取り戻すため、成り行きで知り合った4人の男たちが計画したズッコケ強盗大作戦とは!?

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、(エア・フォースワン)のウォルフガング・ペーターゼン監督の痛快アクションコメディ作品です。

ボクシングジム経営をめざすボクサー、クリス(ティル・シュワイガー)、

かつてテレビドラマなどにも主演していたが今は落ちぶれて学生映画などに出演するペーター、

両親が富豪で親の七光りを嫌って背伸びをするが常に空回りしてしまう広告マン、マックスの3人はある日、銀行員トビアスに進められた株が急落している事に築き銀行に押し掛ける。

抗議も空しく銀行から門前払いを受けるが、偶然出くわしたトビアスを拉致し問い詰めると犯人は銀行の頭取で資金洗浄のために利用された事実を知る。

頭取に恨みを持つトビアスを加えた4人は奪われた金を取り戻すため銀行への強盗を計画する。

ボクサーのクリス(ティル・シュワイガー)

ウォルフガング・ペーターゼン監督作品としては30年ぶりにドイツ国内で撮影し、ドイツ国内で大ヒットした作品です。

ウォルフガング・ペーターゼンが監督でティル・シュワイガー出演、DVDなどのジャケットイメージなどでてっきりアクション映画だと思って鑑賞しましたが、実際は生粋のコメディ映画でした。

DVDジャケットにある拳銃を撃つようなシーンは少しだけでした。

かといって面白くなかったというわけではなく、思っていた内容とは全く違ったけど、思っていた以上に面白い、という珍しい感想を持った作品でした。

とにかくコメディシーンのセリフとか間が軽快で、字幕を読んでいる間に次のネタのフリに入っている、

というようにリズムが非常に良く、笑い自体もクスッと笑えるネタが満載です。

主演4人のかけあいも非常にバッチリで本当に仲の良い4人が喋っているように見えます。

4人のやり取りがとても楽しいので、96分という上映時間が非常に短く感じてしまいました。

その4人のドタバタがメインなのでアクションは味付け程度です。

まじめなガンアクションが見たかったという方は期待はずれと思ってしまうかもしれませんが、

アクションコメディとしては非常に良くできているのでお薦めです。

ハリウッド作品のように有名コメディアンが出演しているので本国ではヒットしたようだけど実際観てみるとなんか笑えない、というような事はありませんでした。

実はドイツの方が日本の笑いに近いのかもしれませんね。

それと、本作はドイツ作品ですが、れっきとしたメジャースタジオであるワーナーが製作した作品で、

ドイツ本国でも2016年クリスマス公開で興行成績1位になった大ヒット作なので本来はもっとちゃんと扱われるべき作品だと思いますが、

日本での扱いは名もなきB級映画といった感じなので残念です。

因みに(ゲットバック人質奪還)というスコット・アドキンス主演作品と(ゲットバック)というニコラス・ケイジ主演作品がありますが両方とも全く関係のない別作品ですのでお間違いのないようにしてください。

本作のタイトルは(ゲットバック奪還)です。

ややこしいですね。

という事でアクションコメディとして非常に楽しめる作品ですので、ご鑑賞をお勧めします。

落ち目の役者ペーター

作品情報

2016年製作 ドイツ製作 アクションコメディ

監督・製作 ウォルフガング・ペーターゼン 原作 ラルフ・マロニー

出演  ティル・シュワイガー、マティアス・シュワイクホファー、ヤン・ヨゼフ・リーファース

内部事情に詳しい銀行員トビアス

スタッフ・キャスト

監督は(エアフォースワン)、(トロイ)、(アウトブレイク)などのハリウッド大作で活躍してきたウォルフガング・ペーターゼン。

出演は(ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア)、(アトミックブロンド)などハリウッドでも活躍するティル・シュワイガー等。

4人は銀行強盗を計画するが、、

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