おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
(デッドエンド完全封鎖)で激闘を繰り広げたディラン・スプラウスとメイソン・グッディングが、今度はバディ役で共演し、2人で謎の狙撃者に立ち向かう、ほぼワンシチュエーションのガンアクション!!


作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、(デッドエンド完全封鎖)のコンビが、今度はバディを組んで悪党に戦いを挑むガンアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
麻薬売買組織に潜入したDEA(麻薬取締局)の捜査官アボットは、コンビを組んでいる組織員のグリフと共に、メキシコ国境付近のある渓谷での取引へと向かう。
間もなく取引相手との交渉に挑むが、その取引中に、突如謎の狙撃者の放つ銃弾によって、現場は一瞬にして戦場と化すのだった!!

監督は、(ライブリポート)(詳しくはこちら)や(大脱出2)等、アクションスリラー作品を多く監督している
スティーヴン・C・ミラーで、本作でも小気味の良いアクションを演出しています。


で、主人公となる麻薬組織に潜入した捜査官アボット役で、(デッドエンド 完全封鎖)(詳しくはこちら)や(フォール)(詳しくはこちら)等の
メイソン・グッディングが登場し、任務中に危機的な状況に陥ります。



で、その相棒である犯罪組織の男グリフ役で、子役として(ビッグダディ)や(サラ 偽りの祈り)等で活躍し、
メイソン・グッディングと共演した(デッドエンド 完全封鎖)では主人公を演じていたディラン・スプラウスが登場し、前作とは180度違う陽気な男を演じています。



で、主人公の恋人で同僚の女性警官バスケス役で、(顔のないスパイ)や(アンボーン)等のオデット・アナブルが登場し、主人公をサポートしていきます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、麻薬組織のディーラー、アボット(メイソン・グッディング)とグリフ(ディラン・スプラウス)のコンビが、
ある麻薬精製組織と、ドラッグと銃火器との物々交換取引をするはずが、相手組織内で裏切り者の存在が発覚したため、
ドラッグを得るはずが現金での取引となってしまうシーンから始まります。


アボットとグリフが所属する組織のボスからは、大量のドラッグを仕入れて持ち帰る事を指示されているため、
このままだと最悪命まで奪われてしまうと焦る二人ですが、その解決策としてグリフは、アボットに相談もせずに新しい取引相手を見つけ出して、
その取引でドラッグを手に入れて代用しようと現場に向かう事になります。

実は、アボットは、極悪人の麻薬ディーラーではなく、組織に潜入捜査中のDEA(麻薬取締局)の捜査官で、
地元警察のバスケス(オデット・アナブル)の協力を得ながら潜入を続けていますが、その取引も恋人でもあるバスケスに危険な任務を降りるように懇願されています。

それでも任務に忠実なアボットは、なんとか大物を捕らえようと、グリフと共に取引現場に向かいますが、
突然自分に相談もせずに取引を進めたグリフに不信感を募らせ、さらに取引現場として指定された渓谷に到着した事でさらに不信感を募らせます。

従軍経験のあるアボットは、四方を山の斜面で囲まれたその渓谷が、特定の人物を追い込むのに絶好のロケーションになっている事に気付き、
グリフを問い詰めますが、当のグリフは楽天的な性格で、そのまま取引相手を待ち続ける事になります。

で、登場した取引相手は、実は先日取引を現金に換えられた組織の幹部で、組織のボスを裏切って独自で取引を進めている事が発覚します。

そんな緊迫した状況の中、ちょっとした行き違いから、アボット達と組織の裏切り者たちは、お互い銃を向け合うという一触即発な状況になってしまいますが、
ちょっとした隙をついて、アボットはついに自身の身分を明かして、その場にいる全員を逮捕しようとしますが、
その絶妙のタイミングで新たな事実も発覚し、さらに緊張状態は続きます。

と、その時、、、、、、
『ズバンっ!!!』
という物凄い銃声と共に、取引相手全員が次々に銃弾に倒れていきます。


なんとか、隙をみて車の影に身を隠したアボットとグリフですが、丘の上からの凄腕スナイパーは、正確に二人に照準を合わせ、
追い詰められた二人は、疑心暗鬼が広がる中、共通の目的にために協力して反撃を開始する!!
、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。



(デッドエンド完全封鎖)で敵役同士を演じた若手二人が、今度はバディを組んで悪と戦う姿を描いたバディアクション作品です。
内容は王道的な凸凹バディコンビによるガンアクション作品ではありますが、本作独自の特徴としては、
物語の舞台を、ほとんど丘に囲まれた広場だけで展開する、という思い切った設定で、密室ではありませんが、
密室劇のような限定された空間でのスリルとアクションが見所となっています。

似た作品だと、コリン・ファレル主演の(フォーンブース)が、物語展開や設定的にも同様のハラハラ感を感じられるのではないでしょうか。


そちらも、なかなかにスリリングな展開が魅力的でしたが、本作に関してはその設定にタイプの違う若手キャストを配する事で、
一旦お互いの信頼を失った二人が、命を危険にさらされ、共通の強敵と対峙する事で、再び友情を深めていく、
というバディものとしての王道展開も融合する事で、さらに娯楽度を増した内容となっています。

また、既に(デッドエンド完全封鎖)で共演している二人ですので、相性も良く、楽しそうな掛け合いも痛快で、
ロケーション的にも、主演二人のキャラクター的にも、非常に陽性な雰囲気が終始漂っていますので、非常に観やすく、娯楽アクションの王道を味わえる作品となっています。

ただ、作品内容とはほとんど関係ないのですが、(デッドエンド完全封鎖)を鑑賞済みの方のほとんどが、
まず第一に感じる事だと思いますが、、、、、、


ディラン・スプラウスが別人のような容姿になってしまっている
のは、子役から前作までが、非常にイケメンイメージだっただけに、この短い期間で何が起こってしまったのか?
と、観ていて心配になるレベルに身体のサイズがアップしてしまっています。


これまでのイケメン双子子役イメージから、前作までのナイーブそうなイケメンティーンエイジャーとしてのイメージを経て、
本作の全然カッコ良いとは思えないカチューシャヘアスタイルに、相棒役のメイソン・グッディング以上に横に広がった体型に、
常に大声と早口でタランティーノ映画の登場人物のようにまくし立てる姿は、ナイーブなメージからはかなり遠く離れてしまっています。

本作だけの役作りとしての増量とも考えにくいので、恐らく今後もこの太めサイズが、そのままディラン・スプラウスの固定イメージとなって行くと思われますが、
もし、外見を気にする事を止める事で何かを掴んだ、という近年のジェイミー・リー・カーティスやケイト・ウィンスレットのようなネクストステージがあるようでしたら
その新しい魅力による今後の活躍に期待したいですね。

という事で、作品内容以外の部分に気が行ってしまいますが、アクション映画としては、最後まで飽きずに鑑賞できる作品となっていますので、
バディアクション好き、B級アクション好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。



作品情報
2025年製作 アメリカ製作 アクション
監督 スティーヴン・C・ミラー
出演 ディラン・スプラウス、メイソン・グッディング、オデット・アナブル、バヤルド・デ・ムルギア


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