お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆
リュック・ベッソン監督・製作・脚本の入魂作は、フランスのコミックが原作のヒロインアドベンチャー!
作品紹介
2010年7月3日公開
今回ご紹介するのは、リュック・ベッソンが監督・製作・脚本を担当した入魂のコミックの映画化作品です。
それでは、まずはあらすじから、
事故で重体となった妹のために古代エジプト最高の秘薬を追うジャーナリスト、アデル・ブランセック(ルイーズ・ブルゴワン)は
そのカギがエジプト第19王朝ファラオ、ラムセス2世にあることを突き止める。
エジプトで復活の秘薬の手がかりをつかんだアデルはそのミイラがいるルーヴル美術館へと向かうが、
宿敵であるマッドサイエンティストのデュール・ヴーや太古に絶滅したはずの翼竜プテロダクティルスが立ちはだかる。
果たしてアデルは復活の秘薬を手に入れて妹を救う事ができるのか!?
漫画が原作のリュク・ベッソン監督作、という事で非常に楽しいエンターテイメント作品となっています。
前半はインディ・ジョーンズばりのアドベンチャーで、
中盤は主演のルイーズ・ブルゴワンの色々なコスプレを楽しむコメディ、
後半は実に漫画的なSFアドベンチャーと上手く盛り上げる要素が散りばめられていました。
一見すると詰め込みすぎという感じもあるかもしれませんが、おそらく原作の良いところを上手く抜き出してまとめ上げた結果なのではないでしょうか。
主演のルイーズ・ブルゴワンの明るいキャラクターがあってこそ成り立っているように思います。
積極的で行動力があってお転婆、でも実は全ては妹のために行動している、というキャラクターを実に眩しく演じていました。
フランスでも劇場公開時にヒットしたようなのでできれば同じスタッフ・キャストで続編が見たかったでところですが、
続編は流石にもう希望薄そうですね、、。
お宝アドベンチャーという今の現実と古代のアドベンチャーロマンを描いた作品ですが、
後半になってインディジョーンズシリーズで例えるなら4の後半のようなぶっ飛び展開が待っています。
その辺りで、ちょっと気持ちが離れてしまう人もいるかもしれませんが、
漫画が原作ですので、それぐらいはあった方が勢いがあって良いのではないでしょうか。
という事で途中から完全に漫画的な展開になりますが、娯楽作品として十分楽しめる作品となっていますので、機会がありましたらご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
終始明るく、勢いのある作品ですので、楽しい気分になれますよ。
作品情報
2010年 フランス製作 アドベンチャーアクション
監督・製作・脚本 リュック・ベッソン 原作 ジャック・タルディ 音楽 エリック・セラ
出演 ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック、ジル・ルルーシュ
スタッフ・キャスト
監督は(レオン)、(フィフスエレメント)の巨匠リュック・ベッソン。
原作はジャック・タルディが1976年に発表したバンドデシネ【フランスのコミック】の映画化。
音楽はリュック・ベッソン作品お馴染みのエリック・セラ。
出演は(プチニコラ)、(理想の出産)などのルイーズ・ブルゴワン。
(007慰めの報酬)、(グランド・ブダペスト・ホテル)などのマシュー・アマルリックなど。
その他の冒険アドベンチャー作品
ミッシェル・ヨー主演の秘宝を守る一族の物語(レジェンド三蔵法師の秘宝)はこちら
ゲーム世界に入ってしまった女子3人のサバイバル(ファイナルレベル)はこちら
名作の続編の続編、さらにキャストも豪華になってゲーム世界に引き込まれる(ジュマンジネクストレベル)はこちら
↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します↓