お薦め度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
アンディ・ラウVSジャン・レノが熱い!!国際派豪華スター共演のインポッシブルな怪盗アクション!!
作品紹介
2018年3月31日公開
今回ご紹介するのは、アンディ・ラウとジャン・レノ共演、(太極TAICHI)シリーズの監督、スティーヴン・フォン監督作品です。
それではまずは、あらすじから、
世界を股にかけ、お宝を狙う怪盗ダン(アンディ・ラウ)は刑期を終え、出所する。
そして、相棒ポー(トニー・ヤン)とレッド(スー・チー)とチームを組み、かつて自身が裏切られ、投獄されるきっかけとなったお宝を再び盗み出す計画を立てる。
ダンを執拗に追っていたピエール刑事(ジャン・レノ)の監視もある中、計画は順調に進むが、やがて大きな陰謀の影を感じ始める、、、!?
アンディ・ラウとジャン・レノの共演という豪華共演が話題のインターナショナルな香港作品です。
香港映画では最近の一つのジャンルといっても良い国際的な世界が舞台のミッションもの作品となっています。
監督は(ジェネックスコップ)シリーズの主演などで人気のあったイケメン人気俳優スティーヴン・フォンで、
タレントとしての人気もさることながら、監督としても(太極TAICHI)シリーズや、(ドラゴンプロジェクト)など創作者としての才能もある才人です。
天は二分も三分も与える、パターンもあるようですね。
ただ、(太極TAICHI)などに比べ、本作は少々大味なアクション作品となっていて、割とご都合主義的な怪盗アクションとなっています。
製作が大先輩のアンディ・ラウ自身でジャン・レノが出演しているような大掛かりな作品ですので、あまり自身の色を出せなかったのではないでしょうか。
アンディ、ジャン・レノ、スー・チー、エリック・ツァンとキャストは豪華ですが、少々イメージ通り過ぎるキャラクターを演じているのも、ちょっと大味感を増す結果となっていると思われます。
メンツが豪華なだけにちょっと、もったいないような気がします。
それでも、現代風異色カンフー作品となった(太極TAICHI)のように、本作でもジャン・レノが事故に合うシーンなどで、
そのシーンをまるまるVR動画のように一人称視点で撮影するような新しい試みもちらほら見られ、少ないながらも個性のある見せ場もあったりします。
アクションに関してはヨーロッパを舞台に大掛かりな(ミッションインポッシブル)風のアクションが絶えず展開されますので、アクション作品として十分楽しめる作品となっています。
映像もヨーロッパが舞台でロケ撮影も多く、クレーンやドローンなどの空撮カットも多いので、非常に美しい景色のなかで豪華なアクションが展開されます。
アンディ・ラウもマット・デイモンと共演した(グレートウォール)や本作など国際的な活躍も増えてきていますので、これからももっと世界的に活躍して欲しいですね。
という事で、本作は少々大味ながらも、アクションのツボはしっかり押さえている国際派アクション作品となっていますので、アクション好きの方などは、楽しめるのではないでしょうか。
作品情報
2017年製作 中国・香港・チェコ製作 アクション
監督・製作・脚本 スティーヴン・フォン 製作 アンディ・ラウ
出演 アンディ・ラウ、ジャン・レノ、スー・チー、トニー・ヤン、エリック・ツァン、チャン・チン・チュー
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