お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
過去に遺恨のある隊員たちが、閉鎖された施設で謎の生物と激突する、邦題そのままなSFバトルアクション!!
作品紹介
インターネット配信専用
今回ご紹介ご紹介するのは、邦題が内容そのままなSFアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
コーカサスにある研究施設で、100名以上いる研究員が突如として姿を消した。
アメリカ政府は、この失踪事件は、施設で研究していたある物質とかかわりがあると判断し、
現地に優秀な特殊部隊チームを送り込む。
しかし、現地に赴いた隊員たちを待っていたのは、想像を絶する正体不明の存在だった!?
邦題が示す通り、かなりのB級作品となっています。
タイトルが内容そのままとなっていますが、そのバトルに入る前に、意外と隊員たちのドラマが描かれています。
隊員4名のうち、メインの2名は兄弟で、過去の任務の失敗から、いがみ合い、疎遠になっていたが、
上官の謎の鶴の一声で、再びチームを組むことになり、今回の任務にあたっています。
この設定があるので、任務中でも兄弟喧嘩が頻繁に起こり、なかなかエイリアンとのバトルに突入してくれません。
しかも、まるで赤の他人ぐらいの外見で、まるで似ていない上にどう考えても、兄(クライヴ・オーウェン似)と弟(髭と薄毛)のキャスティングを間違えているとしか思えないうらいに、
弟の方が老けて見えます。
そんな兄弟喧嘩の合間にエイリアンとのバトルに突入していくのですが、いよいよという感じで登場したエイリアンが、
まさかの造型というか、ぱっと見特殊スーツを着た人間としか思えないような外見をしています。
この姿を初見で見て即座にエイリアンと判断する特殊部隊員と科学者の判断能力も、かなりですが、
それでもそういう流れの物語、と割り切って物語は進んでしまいますので、勿論、即座にこのダークヒーロー風のエイリアンたちと戦う事になります。
何故、地球にやって来たのかと言うと、100名の行方不明者がでている研究施設で保管されている、ある物体が目当てで、
それを取り戻すために地球にやってきたようです。
それが何であるかは、ネタバレなってしまうので、割愛させていただきますが、ある程度予測のつく、というかあるある的な展開となっています。
中盤以降はメインである、その物体を回収に来たエイリアンVSネイビーシールズ4人(うち2人は兄弟)の施設を舞台とした激しいサバイバルゲーム、戦闘に突入する事になります。
色々とバトルを繰り広げますが、後半近くになって、実はエイリアンは瞬間移動もできる、という事実がわかります。
いや、その能力を最初から使えば、あっさり物体を回収できたはずでは?という恐らく鑑賞したほとんどの人が思う突っ込み所や、
エイリアンが、被っているヘルメットを後半に脱いで素顔を晒す事になるのですが、だったら、何故ヘルメットをずっと被っているのか?(もしかしたら描かれていないけれども、アイアンマンのようにヘルメット内で色々と人工知能に指示を出している、という設定がある、、事にしましょうか、、。)
など、物語が何か展開するたびに突っ込み所が出てくる、というなかなか奔放な展開の目立つ作品となっています。
それでも、ガンアクションや格闘アクション部分少しでもしっかりしていれば、着ぐるみヒーローショー観ている感覚で、それなりに楽しめるB級作品となっていたかもしれないのですが、
どう考えても、銃の構え方だけで、パッと見た瞬間に素人と分かってしまうぐらいになんとなく隙だらけな感じですので、趣味でサバゲーをしている人よりも戦闘能力は低そうです。
ラストは(プレデター2)そのままの展開となっていますので、もしかしたら続編も製作されるかもしれません。
次回作があるようでしたら、もう少しちゃんとしたエイリアンと戦うシーンを入れてもらいたいところです。
あと、本作では、兄弟のいざこざが結構なサスペンスを盛り上げる要素になってしまっていますが、次回作では、そんな事よりエイリアンとのバトルをもっと中心に描いてもらいたいですね。
という事で、面白いお薦めB級作品とは言いにくい作品ではありますが、ながら見ぐらいにはちょうど良い作品となっていますので、
何かの合間にでも気分転換にご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
作品情報
2019年製作 アメリカ製作 SFアクション
監督 ジェレミア・ジョーンズ
出演 クレイトン・スナイダー、デヴィッド・メドウズ、ダニエル・ワシントン、スコット・C・ロウ
その他の他のエイリアンボトル作品
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