お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
姿の見えない謎の生命体の攻撃を受けたアメリカ軍とその協力者たちの戦いを描いたノンストップSFバトルアクション！！
作品紹介
インターネット配信専用作品
今回ご紹介するのは、謎の生命体と戦うアメリカ軍を描いたバトルアクション作品です。
それでは、ますはあらすじから、
東欧のモルドバでは市民と反乱軍の戦いが激化、混沌としていた。
そこへアメリカ軍特殊部隊が派遣され、事態の鎮圧を計ったが、突然正体不明の幽霊のような存在に、隊員が一瞬で死に追いやられてしまう。
この事態を重く見たアメリカ政府は現地に国防研究所所属のクライン博士を派遣した。
現地に就いたクライン博士がそこで見たものは、化学では説明できない、何か、だった！？
レジェンダリーピクチャーズが製作したしっかりとしたSFバトルアクション作品です。
レジェンダリーピクチャーズといえば、最近は（ゴジラ）のリメイクシリーズや、（キングコング）のリメイク、（MEGザモンスター）などのような、
VFXを駆使したモンスターアクションを連続で製作していますので、本作もその中の1本に数えられる作品となっています。
物語の要は、その正体不明の存在をどのように攻略していくか？ですが、そこはSF設定の自由な発想が許されるジャンルの作品ですので、
近未来では、そういう事も実現できるのか、というぐらいの正体となっています。
その正体不明の存在と繰り広げるバトルシーンが本作のメインであり、全てといった感じで、特に捻った展開などがあるわけではありませんので、
単調といえば単調なストレートな展開の作品となっています。
一応、映画館での公開を目的に製作されたようですが、結局ネット配信元へ権利譲渡という形でのお披露目と言う流れがあったようです。
もしかしたら、この単調さが原因で劇場公開を取りやめたのかもしれません。
ですが、やはり一流の製作会社が一定以上の予算を投入して製作している作品だけあって、VFXの表現などは素晴らしく、
始め正体不明だった白い何か？がだんだんと正体が掴めてくるあたりから、なんとなくその姿形も、少しづつ変化しているような、
正体に納得できるような映像表現になっていて、後半の儚さも含めて、視覚的に非常に楽しめる作品となっています。
キャストは少々地味ですが、脇には名優ブルース・グリーンウッドも登場しますので、物語の世界観には説得力のある演技陣が揃っていました。
という事で、インターネット配信専用作品ではありますが、元々は映画館での公開を念頭に置いた結構な規模の作品ですので、
そのつもりで鑑賞してみれば、お得感も増しますので、ネット配信の環境のある方は、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
豪華なVFXですので、物語というより、完全に映像を楽しむ作品ですね。
作品情報
2016年製作 アメリカ製作 SFアクション
監督 ニック・マチュー
出演 ジェームズ・バッジ・デール、エミリー・モーティマー、ブルース・グリーンウッド、
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