お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
セガールお抱え監督キオニ・ワックスマンの新作はマイケル・J・ホワイトとルーク・ゴスが共演する、ほぼ沈黙シリーズと変わらないリベンジアクション!!
作品紹介
インターネット配信専用作品
今回ご紹介するのは、セガール作品の監督でお馴染みキオニ・ワックスマン監督のリベンジアクションです。
それでは、まずはあらすじから、
バーの経営者ジョン(マイケル・J・ホワイト)の弟、コディが殺された。
元兵士であるジョンは弟の死の真相を探るため、ルーマニアに向かう。
そこで、コディの元相棒であるメイソン(ルーク・ゴス)の元を訪ねて、コディが関わっていた犯罪組織の存在を知る。
組織側もジョンの動きを察知し、刺客を送ってくる。
共通の敵の存在を認識したジョンとメイソンは互いに協力し合い、闇組織に戦いを挑むことになる!!
(スポーン)での主演が懐かしい、早すぎた本格派マイケル・J・ホワイト主演のアクション作品です。
共演はB級アクション道一直線の渋い華奢男、ルーク・ゴスです。
B級アクション作品で主演俳優として活躍してきた二人が、スティーヴン・セガール作品を多く監督しているキオニ・ワックスマンの演出でガッツリ共演しています。
というようなB級作品界では、なかなかの話題作となっています。
内容的には、はっきり言ってセガールの沈黙シリーズと大して違いはありません。
ですが、本作はしっかり動けるマイケル・J・ホワイトが主演していますので、(沈黙)シリーズのようにほとんど動かずに、敵が勝手に吹っ飛んでくれるような無敵系のアクションではありません。
まぁ、無敵は無敵なのですが、ちゃんと動いた上で、ちゃんとやっつける無敵アクションです。
マイケル・J・ホワイトも作品によって動いている作品と、ほとんど動かない作品とはっきりしていますが、
本作では、要所でしっかりとしたキレの良いアクションを披露しています。
残念ながら相棒役のルーク・ゴスは基本的に格闘アクション系ではないので、ほとんど銃撃シーンばかりですが、しっかりと相棒役として役目を果たしています。
ルーク・ゴス、主演作多いですが、いつも演じているような問答無用のタフガイ役よりも、
本作のような準主役ぐらいの位置で活躍する役柄のほうが、非常に違和感なく存在感も増しているように感じますので、こういう役柄でもどんどん頑張ってほしいですね。
マイケル・J・ホワイトの方も、いつもは仏頂面でほとんど感情の抑揚のないような役が多いですが、
本作は比較的軽妙な感じのキャラクターなので、なんとなくいつもよりリラックスして演じているようにも見えます。
なんだかんだといつもセガールに気を使っている事で、あまりキャストに負担かけずに、最大限に良い所だけを引き出す、
というキオニ・ワックスマンの演出にピッタリとハマった結果なのではないでしょうか。
という事で、本作はB級アクションスター二人の共演と、B級熟練監督の演出で意外と楽しめる作品となっていますので、
アクション好きの方など、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
マイケル・J・ホワイトのゴツイ体格の割にキレのあるアクションにスカッとしますよ。
作品情報
2019年製作 アメリカ製作 アクション
監督・脚本 キオニ・ワックスマン
出演 マイケル・J・ホワイト、ルーク・ゴス、ランディ・クートゥア、マダリア・アネア、グラント・キャンベル、エディーナ・ステチュー
その他のマイケル・J・ホワイト出演作品
意外にストーリー重視の捻りの効いたサスペンスアクション(バッドネゴシエーター)はこちら
今乗りに乗っているアクション俳優3人がガッツリ組んだ格闘アクション頂上決戦(トリプルスレット)はこちら
アクション野郎スコット・アドンキンスの元に集結した動けるアクションすたーたち(アクシデントマン)はこちら
↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します↓