【推薦!】炎のデス・ポリス(COPSHOP)107分

投稿者: | 2023年2月1日

おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

アクション派のジョー・カーナハン監督が、ジェラルド・バトラー、フランク・グリロと一緒に製作したほぼワンシチュエーションのガンアクション!!冒頭で(ダーティハリー2)の主題曲が流れます!!

作品紹介

2022年7月15日公開

今回ご紹介する作品は、ジョー・カーナハン監督がジェラルド・バトラー、フランク・グリロと共同で製作したほぼワンシチュエーションのアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

砂漠地帯の小さな警察署に婦人警官を殴って逮捕された詐欺師テディ(フランク・グリロ)が連行されてくる。

しかし、実はテディは闇組織に狙われる身で、殺し屋から逃れるためにわざと暴力事件を起こしたのだった。

そんなテディが留置される警察署に、一人の酔っ払い(ジェラルド・バトラー)が連行されてくる事で、そこは地獄の戦場と化していくのだった!?

ブラッドガッツ)がトム・クルーズの目に留まり、(ナーク)を一緒に製作し、その後(ミッションインポッシブル)の監督に抜擢か?

ということろで、折り合いがつかずに離脱し、しばらく後に(スモーキンエース)で独自路線のガンアクションワールドを構築した異端児、ジョー・カーナハンの最新監督作品です。

スモーキンエース)後は、(特攻野郎Aチーム)や(THE GREY)等でリーアム・ニーソンと組み、近年では(コンティニュー)(詳しくはこちら)と本作でフランク・グリロと組み、

本作では主演のジェラルド・バトラーも製作に参加するほどですので、恐らく漢気のある性格なのではないでしょうか。

残念ならが、その後トム・クルーズとの共同制作作品はありませんが、、、。

そんな一面が、いつも作品からも湧き出ているジョー・カーナハン作品ですが、本作も女性主人公の作品ながらも、

非常に男臭い(良い意味で)作品となっています。

アレクシス・ラウダー

物語は、アレクシス・ラウダー演じる婦人警官ヴァレリーの顔面を殴って逮捕されたフランク・グリロが、

砂漠地帯にある小さな警察署に連行されてくるところから始まります。

フランク・グリロ

で、このフランクはどうも訳ありのようで、裏社会の人間に追われる立場で、その追手から逃れるためにわざと逮捕されたようです。

で、そんなフランクが留置されている警察署に、もう一人、酒気帯び運転で、パトロール中の警察官のパトカーに車ごと突っ込んでくる、

という大酔っ払いが逮捕されて同じ留置所のフランクの目の前の檻に入れられます。

で、この大酔っ払いが、大方の予想通りジェラルド・バトラーで、勿論、フランクの命を狙って、わざと逮捕されてこの留置所に連行されてきた、という事になります。

ジェラルド・バトラー

割とシンプルな展開ではありますが、そのシンプルな設定に面白くなりそうな要素を上手く融合させていくのがジョー・カーナハンの真骨頂で、

主人公の婦人警官はとても銃に詳しく、物凄く目立つ西部劇のガンマンのようなホルスターに物凄い銃を入れて、

登場早々に、相棒的な男性警官と銃を抜くスピード勝負でふざけてみたり、やたらと怪しく意味ありげな目つきの悪い警察官がいたり、

その怪しい警察官には、いつも気遣ってくれる人の良さそうな幼馴染の警察官がいたり、娘の誕生日プレゼント用にリボンに結んだ銃を用意している警察署長がいたり、

フランクは、自身が狙われている理由を一切語らなかったり、

という感じに、面白くなりそうな要素が何気なく、てんこ盛りに入っています。

しかも、(スモーキンエース)のように暴走しそうな雰囲気も、ちらちらと見せつつ、伏線がサラっと挿入されていますので、

それが伏線だとは気づかないように上手く描かれています。

で、そんな何かが起こりそうな警察署で、いよいよジェラルド・バトラーが本格的に動き出す事になりますが、

そんな予測を、裏切るような展開へとどんどん突入していきます。

詳しく書いてしまうとネタバレとなってしまいますので、割愛させて頂きますが、この一触即発の状況の中に、

フランクの命を狙って別のサイコパスな殺し屋が登場する辺りから、物語は加速的にバイオレントで熱い展開へと突入していきます。

個人的にはこのサイコパスを演じるトビー・ハスのサイコ演技に、こちらの神経がヤラレそうでしたが、無防備な暴走が炸裂する事で、

善悪、敵味方入り乱れた、誰を信じて良いのか分からなくなる、という混沌としたカオス警察署と化していきます。

で、そのカオスがさらに進んで行くと、後半はジョー・カーナハンらしいガンアクションの連続で、スローとカメラのカット割りで、

非常にヒロイックでカッコ良いアクションの連続となっています。

フランク・グリロジェラルド・バトラーがカッコ良いのは他の作品でも証明済ですが、中でも主人公の婦人警官を演じるアレクシス・ラウダーのカッコ良さは、

その揺るぎない正義を宿した表情と銃を構える立ち姿、ついでに銃を持って走る安定感(かけっこが物凄く早そうです)等、

アクションヒーローとしてのカッコ良さを十分すぎる程兼ね備えていますので、もしかすると今後アレクシス・ラウダー主演のレディースアクション映画なんかが連続で製作されるかもしれません。

そんな見かけもカッコ良く、物語自体の終わり方も大変カッコ良い作品となっていて、

冒頭にはまさかの(ダーティハリー2)の主題曲も流れるほどガンアクション映画をリスペクトした作品となっていますので、

アクション映画好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

前半は動きは少な目ですが、中盤以降のアクション展開はノンストップで鑑賞できてしまいますよ。

作品情報

2021年製作 アメリカ製作 ガンアクション

監督・製作・脚本 ジョー・カーナハン 製作 ジェラルド・バトラー、フランク・グリロ

出演 ジェラルド・バトラー、フランク・グリロ、アレクシス・ラウダー、トビー・ハス

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