【元店長推薦!】ジャッジメント・ナイト(JUDGMENT NIGHT)109分

投稿者: | 2024年5月23日

おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆

偶然治安の悪い地域に迷い込んでしまった幼馴染の4人が、ギャング団による殺人現場を目撃してしまい、口封じのために夜通し命を狙われるスティーブン・ホプキンス監督、エミリオ・エステべス主演のバイオレンスアクション!!

作品紹介

1994年1月15日公開

今回ご紹介する作品は、エミリオ・エステべス主演のアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

シカゴに住むフランクは、弟のジョン、親友のマイク、レイと共にボクシング観戦のためにトレーラーを借りて街に出かける。

しかし、大渋滞に巻き込まれて下道を通る事になり、治安の悪い地域を通りかかるが、そこで一人の男が飛び出してきて、続けて出てきたギャング団の四人組によって、その男が射殺されてしまう。

思わぬところで殺人の目撃者となってしまった四人は、ギャング団の口封じから逃れるために、安全地帯に向けて走り出す!?

監督は、(プレデター2)や(エルム街の悪夢5ザ・ドリームチャイルド)等のスティーブン・ホプキンスで、

シンプルな物語を、テンポの良い演出でグイグイと引っ張るスリリングなサスペンスアクションを演出しています。

スティーヴン・ホプキンス

主人公を演じるのは、(ヤングガン)や(フリージャック)等で、人気絶頂期のエミリオ・エステべスで、

大人し目ながらも、芯が強く正義感のある男を演じています。

本作のエミリオ・エステべス
エミリオ・エステべス

で、エミリオの親友役で、(ボーイズン・ザ・フッド)や(チルファクター)等のキューバ・グッティングJr.が登場し、どんどんと追い込まれ、やがて闘争心に火がついていきます。

本作のキューバ・グッティングJr.
キューバ・グッティングJr.

で、エミリオの弟役で、(バックビート)や(オペレーションゴールド)(詳しくはこちら)等のスティーブン・ドーフが登場し、

危なっかしい登場ながらも、実は誠実な男を演じています。

本作のスティーブン・ドーフ
スティーブン・ドーフ

で、メンバーの一人役で、(ブラックホークダウン)や(ワイルドミッション)(詳しくはこちら)等の

ジェレミー・ピべンが登場し、イヤミと不安定な役柄を全て引き受けていきます。

本作のジェレミー・ピべン
ジェレミー・ピべン

で、主人公達を襲うギャング団のボス役で、(アメイジングスパイダーマン)や(小さな目撃者)等のデニス・レアリーが登場し、執拗に追い回していきます。

本作のデニス・レアリー
デニス・レアリー

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、数か月ぶりにボクシング観戦に出かける事になったエミリオ・エステべスと、

親友のキューバ・グッティングJr.、同じく親友のジェレミー・ぺビン、そして弟のスティーブン・ドーフの四人が、

ジェレミーがトレーラー販売会社に適当なハッタリをかまして無料で借りてきたトレーラーにのって出かけるシーンから始まります。

で、四人とも完全な大人ですが、仲間と集まると若かりし日の想いが蘇るようで、かなり大騒ぎしながら試合会場まで急ぎますが、

あいにくの大渋滞に引っ掛かり、強引な割り込みをしようとしたところ、気の強いドライバーと遭遇し、あわや一触即発、という所ですが、

男性一人に対して、主人公達は四人という事で、強引にねじ伏せて、さらに、強引に横道に逸れて、下道から試合会場を目指す事になります。

しかし、その地域は、治安がかなり悪い地域のようで、ゴーストタウンのようになっていて、道行く人も危険な感じの人が追いようなので、

調子に乗っていた四人は、だんだんとビビり出し、その地域を抜けようとした途端に、何者かを車で轢いてしまいます。

で、道路に青年が蹲っているので、車内に運び、病院まで連れて行こうとすると、その若者が既に銃で撃たれている事が分かります。

で、間もなく、その地域近辺で暗躍するギャング団のデニス・レアリーと三人の部下達が姿を現し、強引に車外に若者を連れ出し、

盗まれた金を取り戻して、、、、、、とヤバい雰囲気が溢れているので、ビビりまくっている調子ノリ四人組は、一目散に逃げようとします。

しかし、運転ミスで、トレーラーがビルの間にぴったりと挟まってしまい、動けない状態で、、、、、

ピッタリ

、、、、見たくは無かった殺害現場を見てしまい、、、、、、

、、、、当然、口封じのためにギャング団に追われる事になります。

スティーブン『や、、、やりやがった、、。』

という感じで、本題へと突入してきますが、本作非常にシンプルな構成で、この本題である調子ノリ四人組と、

ギャング団四人組のチェイス展開が、ほとんど全てで、危険な地域を舞台に、追う者と追われる者に分かれた二組のチームが、夜通し駆けずり回るという展開が、そのまま見所となっています。

ですので、それぞれのメンバーの誰かが脱落する、という事以外は物語展開に大きな変化が見られるような作品ではありませんが、

シンプルながらも、喧嘩っ早くて不安定なキャラクターだと思われたスティーブン・ドーフが、実は心根の優しい真面目な人物だったり、

イヤミ系のジェレミー・ピべンは、イヤミ系ながらも、なんとか独自の特技(ハッタリトーク)を活かした方法で生き残ろうし、

キューバ・グッティングJr.は、必要以上に闘争心に火がついて制御できなくなりそうになり、エミリオは、そんなメンバー達をしっかりとカバーしていく、

という、前半はただの調子乗り見えた四人のそれぞれのキャラクター性も、しっかりと掘り下げされていきます。

さらに、追う側の悪党役のデニスは、普段の悪行自体は描かれませんが、部下がどんな目に合おうとも、始末すると決めた対象は必ず始末する、

という潔いぐらいにキッパリと悪党の美学を貫いて行くタイプですので、状況の危機感を執拗に煽って行きます。

さらに、スリリングなシチュエーションも、隠れた場所が、偶然その場所を寝床にしている者達のテリトリーで、悪党から逃げ隠れる主人公達を助けるのかと思いきや、逆に金品を要求してきたり、

逃げ込んだ建物の住民からも、助けるよりも迷惑がられて孤立したり、

ビルの屋上に追い込まれながらも、子供がかけた隣のビルまでの梯子をグラグラ揺れながら渡ったり、

という感じで、ただの追いかけっこを、飽きさせないような出来事が次から次へと起こります。

逃げる場所も、地上から、ビルの屋上から隣の屋上へと繋がるほぼ空中や、下水道の中、最終的にはショッピングモールという感じで、

色んな場所でのアクション展開が用意されていて、101分間飽きずに鑑賞できるようになっています。

あと、個人的に音楽にあまり詳しくありませんので、凄さが分かりませんが、本作のサウンドトラックアルバムが当時大ヒットし、

レンタルでも高回転していたのを良く覚えていますので、そういう意味でも見所のある作品となっています。

という事で、悪人に追われる(ちょっと調子に乗った)善人を描いた非常にシンプルな作品ですが、テンポ良くスリリングな展開を楽しめる作品となっていますので、

機会がありましたら是非ご鑑賞してみてください。

面白いですよ。

作品情報

1993年製作 アメリカ製作 アクション

監督 スティーブン・ホプキンス

出演 エミリオ・エステべス、キューバ・グッティングJr.、スティーブン・ドーフ、デニス・レアリー、ジェレミー・ピべン

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