【アサイラム映画】バレリーナ✕アサシン(BALLERINA ASSASSIN)86分

投稿者: | 2025年11月15日

おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(ジョンウィック)シリーズ三作目のスピンオフ、(バレリーナ)の作品イメージだけにあやかった、模擬映画で有名なアサイラム社製作の、ゆるめのエージェントアクション!!ジャケットの女性は登場しません!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、アサイラム社製作のレディースアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、、、

秘密組織の諜報員マリアは、犯罪組織のボス、ハビエルの情報を掴むため、その妻カルメンが通い始めるバレエ教室の生徒として潜入捜査を開始する。

二人は意気投合し、次第に仲良くなっていくが、そんな二人に、謎の武装集団が襲い掛かり、マリアは次第に追い詰められていく!!

監督は、(白雪姫と7人のサムライ)(詳しくはこちら)や(マルチバースアルマゲドン)(詳しくはこちら)等の、

アサイラム社作品でお馴染みのマイケル・スーで、本作でもアサイラムらしい会話メインのゆったりアクションを演出しています。

主人公となる女性エージェント、マリア役で、(マッドロード マックスヒューリー)や(Finding Tony)等の、

プリート・カウルが登場し、緩めのアクションを披露しています。

プリート・カウル

で、主人公に任務を与える上司役で、(スピーシーズ4)や(ドラゴンアンドスウォード)等のドミニク・キーティングが登場し、物語を展開させていきます。

ドミニク・キーティング

で、ターゲットの妻カルメン役で(Hustle & Cuss)や(The Long Distance Department)等のロシオ・スコットが登場し、主人公と信頼関係を築いていきます。

ロシオ・スコット

で、主人公が最終的に頼ることになるエージェント、ファランス役で、(President Down)や(ABDUCTION THE HARVESTING)等の

G・アンソニー・ジョセフが登場し、敵組織に立ち向かっていきます。

G・アンソニー・ジョセフ

で、ターゲットとなる犯罪組織のボス且つ大統領候補のハビエル役で、(The Marry Me Pact)や(One Stupid Thing)等のニコラス・セラーが登場し、主人公を追い詰めていきます。

ニコラス・セラー

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、ある秘密組織の敏腕エージェントとして活躍している元バレエダンサーのマリア(プリート・カウル)が、

上司(ドミニク・キーティング)に呼び出され、犯罪組織のボス、ハビエル(ニコラス・セラー)の情報を得るために、

その妻であるカルメン(ロシオ・スコット)が通い始めるバレエ教室に生徒として潜入するように指令を出されるシーンから始まります。

随分と回りくどい捜査方法ですが、とりあえずプロのバレエダンサーを目指していた経歴を買われてマリアがそのバレエ教室に行ってみると、

そのバレエ教室の講師ファランス(G・アンソニー・ジョセフ)も実は秘密組織のエージェントで、さらにカルメンとは昔馴染みで、

実は元エージェントだった父親の友人だった事も分かります。

で、マリアは新しい相棒のサポートを受けながら、教室でカルメンを待ち構えてついにご対面の時を迎えます。

会うなり結構意気投合したマリアとカルメンは、あっという間に親友のようになり、故郷の事等、お互いの個人的な話しで盛り上がっていきます。

で、仲良くなり始めて数日後、その日もバレエのレッスンをこなし、個人的な会話も進み、いよいよ夫であるハビエルの話(勿論、それが目当て)を離し始めるかという矢先、

レッスン明けに二人で食事をしようと建物の外に出てみると、、、、、、

※↓ここからは、物語展開に触れていますので、真っ新な状態で鑑賞したい方はご注意下さい↓※

いきなり、物陰に隠れていた何者かによって、カルメンは銃撃され、まさかの帰らぬ人をなってしまいます、、、。

しかも、その際に一瞬遅れを取ったマリアは、勿論反撃し、撃退はしますが、ちょっと遅れてやってきたカルメンのボディガードに

マリアがカルメンを襲撃した犯人と勘違いされ、まさかの追われる身となってしまいます。

必要な時にいないボディーガード、悔しがる

さらに、同時に秘密組織の本部(少人数)も何者かによって襲撃され、新しい相棒は命を落とし、上司も銃弾を受けるという大事件も発生します。

銃弾を受けて軽そうな椅子の下敷きになっている上司、痛がる

で、本部は別の場所に移されて臨時でリニューアルオープンし、マリアは、上司の指示で秘密組織管理のセーフハウスへと移りますが、

その秘密の場所も武装グループが襲撃し、マリアは、次第に追い詰められていく中、犯罪組織、謎の武装集団相手に反撃を開始する、、、、、、!!  

、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

邦題タイトル(原題もそのままです)と日本版DVDジャケット、そして製作会社がアサイラム社という事で、すぐに判断できますが、

ジョン・ウィック)シリーズのスピンオフ(バレリーナ)のあやかり作品です。

人気シリーズの三作目、とクロスオーバーするスピンオフの、、、、あやかり映画という事ですが、

勿論、内容的には本家に遠く及ばない、というか、おそらく最初から近づける気は無さそうなので、タイトル名と主人公が女性で裏の世界の凄腕、

という事ぐらいの共通点で、あとは、いつものアサイラムクオリティの、相談メインでアクションは味付け的な内容となっています。

ストーリー展開に関しても、元バレエダンサーという設定でバレエ教室に潜入しているのに、ほとんどバレエを踊るシーンが存在せず(ストレッチメイン)、

あくまでも二人の会話メインで物語が進んでいきます。

しかも、仲良くなりかけた矢先に、それまでの積み重ね(というほど積み上がっていませんが、、)を台無しにするような展開に突入し、

あっという間に潜入捜査や元バレエダンサーという設定等は意味が無くなってしまいます。

そこからは、ありがちな濡れ衣を着せられたエージェントの、事件の黒幕探しが始まるのですが、、、

しかし!!!

この元バレエダンサー設定、クライマックスの敵組織の建物潜入時に、通路に仕掛けられた赤く光る熱戦トラップをクリアする際にまさかの方法で復活します。

それぞれの熱戦は、常に上下に移動しています。

突然の漫画、いやコントみたいな伏線の回収の仕方に啞然とするか、大爆笑するかは人それぞれですが、

その熱戦は、、、、

何度か触れたマリアが

ジジッ!!

マリア『痛いっ!!』

と言ってちょっとたじろぐ程度のダメージなので、

どう見ても、

痛みを我慢しながら走り抜けるのが最善策

に見えてしょうがないのですが、そこでクラシックミュージックが流れるのが、やっぱりアサイラムクオリティですね。

当たっても警告音もなにも鳴らないので、正直意味なし

それに加えて、後半には

リハーサルみたいな格闘アクション

マリア『えいっ!』

と、

カバンを床に置く度に

ドキャッ!!

と鳴る、独特の効果音に、これまたアサイラムクオリティを感じずにはいられません。

マリアは見た

という事で、色んな面でTHE アサイラムな作品となっていますので、素晴らしい映画を鑑賞した合間にでもご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

あと、あるあるですが、日本版DVDジャケットの女性は登場せず、少し似た雰囲気の違う人が主人公として登場します。

作品情報

2025年製作 アメリカ製作 レディースアクション

監督・撮影 マイケル・スー

出演 プリート・カウル、ドミニク・キーティング、ウィンストン・サルク、ニコラス・セラー、ロシオ・スコット、G・アンソニー・ジョセフ

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