ロケッティア (ROCKETEER)108分

投稿者: | 2024年5月29日

おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

空を舞台にした作品で有名なジョー・ジョンストン監督が、アメコミ原作を、飛行シーンたっぷりに実写映像化したヒーローアクション作品!!

作品紹介

1991年12月7日公開

今回ご紹介する作品は、偶然ロケットパックを手に入れた事で、巨大な陰謀に巻き込まれていく青年を描いたヒーローアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

第二次大戦前夜の1938年。空への憧れの強い飛行機乗りのクリフは、実験中の飛行機で飛行中に、FBIとギャングの銃撃戦の流れ弾が機体にあたり、大破してしまう。

落ち込むクリフだったが、騒動後、ギャングが飛行機格納庫に隠したロケットパックを手に入れ、そのロケットパックを整備して装着、正体不明のヒーローロケッティアとして有名になる。

しかし、それは、そのロケットパックを取り戻そうとするギャング団との戦いの始まりでもあったのだった!?

デイブ・スティーヴンス原作のアメコミを、ウォルトディズニー社が実写映像化したヒーローアクション作品です。

監督は、(キャプテンアメリカ ザ・ファーストアべンヤー)や(ジュラシックパーク3)等のジョー・ジョンストンで、

お得意のヒーロー描写や、空飛ぶ映像を駆使したコミックヒーロー物語を演出しています。

主人公となる飛行機野郎役には、(ドラキュラ)や(イナフ)等のビリー・キャンベルが扮し、清潔感漂うヒーローを演じています。

本作のビリー・キャンベル
ビリー・キャンベル

で、その相棒となる整備士役で、(ガタカ)や(シザーハンズ)等のアラン・アーキンが登場し、主人公を献身的にサポートしていきます。

本作のアラン・アーキン
アラン・アーキン

で、主人公の恋人役で、(ラビリンス)や(フェノミナ)のジェニファー・コネリーが登場し、可憐な魅力で、物語に華を添えていきます。

本作のジェニファー・コネリー
ジェニファー・コネリー

で、ラスボス役で、(リビング・デイ・ライツ)等のジェームズ・ボンド役や、(ホットファズ)等のティモシー・ダルトンが登場し、主人公の前に立ちふさがります。

本作のティモシー・ダルトン
ティモシー・ダルトン

で、主人公を追うマフィアのボス役で、(ザ・ファーム)や(グッドフェローズ)等のポール・ソルヴィノが登場し、主人公達を追い詰めていきます。

本作のポール・ソルビノ
ポール・ソルヴィノ

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、空への見果てぬ夢を追う青年ビリー・キャンベルが、

今日も相棒の整備士アラン・アーキンと仲間達と共に、航空機実験を行い大空を駆け巡るシーンから始まります。

で、実験は成功し、仲間達も歓喜に包まれますが、飛行中の調度その時、FBIとギャング団の激しい撃ち合いとカーチェイスが、

その喜びをかき消すように割って入ります。

で、その激しすぎる撃ち合いで、流れ弾が当たって飛行中の航空機もダメージを喰らってしまい、煙を上げながら不時着、ビリーは助かりますが、完成したばかりの航空機は大破してしまいます。

で、全財産をつぎ込んだ航空機が大破し、途方に暮れるビリーアランですが、騒動の後、格納庫に放置していたおんぼろ航空機のコックピットに

何かの荷物が隠されている事に気付きます。

で、開けてみると、何かのジェットロケットエンジンのようなマシンで、スイッチを入れてみるとトンデモない出力で、そのロケットは飛び始めます。

で、飛ぶ事への憧れの強い二人は、マネキンでの実験を経て、身体を守るためのヘルメットを製作して、

ついに人が装着できる段階まで整備を進めます。

で、そんな状況の中、近隣の飛行場で、航空ショーが開催され、パイロットの一人が、計器の故障によって、命の危機にさらされます。

そこで、意を決したビリーは、完成直後のヘルメットと整備済みのロケットパックを装着して航空機を救助しに向かいます。

慣れないながらも、しっかりとパイロットを救助したビリーは、その模様を航空ショーを取材中の記者達によって広く宣伝されてしまいます。

で、そもそも、そのロケットパックを開発者から盗み出してFBIに追われ、おんぼろ航空機に隠したギャング団にも、当然知られてしまう結果になり、

ギャング団とその裏に潜む巨大な陰謀に主人公達が巻き込まれていく、、、、というのが大筋となっています。

アメコミ原作のディズニー作品という事で、マーベル作品を連想しますが、まだまだCG等も発達しだしたぐらいの時期の作品ですので、

どちらかというと漫画っぽいヒーローの活躍よりも、空に憧れる青年と、親友とも言えるような整備士との友情や、

そんな青年に恋する女優の卵である恋人(ジェニファー・コネリー)、そして、ロケットを手に入れるために、

ビリーの恋人に怪しく迫る有名俳優役のティモシー・ダルトン、とのドラチックな駆け引きが、本作の見所となっています。

そのドラマ展開に、飛行シーンが大好きなジョー・ジョンストン監督によるアクションが挿入され、大冒険が語られていきます。

ただ、惜しいのは、まだまだヒーロー作品の描き方も模索中の時期ですので、ヒーローに対するライバルの存在が薄く、

ティモシー・ダルトンも名演を披露してはいますが、特に特殊能力を持っているわけでも無く、ただただアメリカ全員を敵に回すような普通の人間、

という設定なために、クライマックスも少し消化不良感を残してしまう点が残念な点となっています。

という事で、流石にディズニー製作という感じで、家族そろって楽しめる冒険作品となっていますので、ヒーロー映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1991年製作 アメリカ製作 SFアクション

監督 ジョー・ションストン

出演 ビリー・キャンベル、アラン・アーキン、ジェニファー・コネリー、ティモシー・ダルトン、ポール・ソルヴィノ、テリー・オークィン、エド・ローター

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