【推薦!】レッド・ライト(RED RIGHTS)113分

投稿者: | 2020年3月13日

お薦め度 ★★★★★★★★☆☆

自称超能力者VSそれを暴く物理学者とその助手!対決の果てに驚愕の事実を知る!

作品紹介

2013年2月15日公開

今回ご紹介するのは、シガニー・ウィーバーとロバート・デ・ニーロが物理学者と自称超能力者に扮して激突するサスペンス作品です。

それでは、まずはあらすじから、

物理学者であるマシスン博士(シガニー・ウィバー)と助手のベン(キリアン・マーフィ)は物理学の立場から自称超能力者の嘘を暴いていく日々を送っていた。

そんなある日、過去にメディアでも話題になった伝説の超能力者サイモン・シルバーが30年ぶりに復活するという事実を知る。

シルバーが超能力ショーを地元で大々的に行う事を知ったベンは、シルバーを調査対象にするべきだと主張するが、マシスン博士は頑なにこれを拒否する。

それでもベンは諦めきれずにマシスン博士の静止を振り切り単独で調査を進める。

なぜマシスン博士はシルバーの調査をしないのか?

なぜベンはシルバーの調査にそこまでこだわるのか?

そして当日、超能力ショーの幕が上がり、ついにシルバーとの対決が始まる。

自称超能力者の嘘を暴く物理学者シガニー・ウィバー

原題のRED LIGHTSとは不協和音、場違いな物という意味で、自称超能力者たちの嘘の手がかりとして使われています。

冒頭、(エクソシスト)や(死霊館)シリーズのような悪魔憑き少年の嘘を暴くシーンからスタートしますので、

一見ホラー映画のような物語かと思いましたが、基本的には自称超能力者や、超常現象自体の嘘や勘違いを物理学の立場から見抜いていく邦画のテレビシリーズ、(トリック)のような作品でした。

そうはいっても本作はコメディ的な要素はなく冒頭シーンにあるようなダークな雰囲気が絶えず漂っています。

手品や超能力を扱った作品は(グランドイリュージョン)シリーズや(プレステージ)など謎解きの要素が必ずあり、

それを解明していく部分に醍醐味がありますが、本作も後半、対決の果てに思いもよらないラストが待っていました。

しかもそこに至るまでの物語中に上手くヒントが散りばめられており、脚本の上手さが光っていました。

物語が進むにつれて助手のキリアン・マーフィーの鬼気迫る演技が素晴らしく、何か良くない事が起きそうなじりじりとした不安感と、

名優デ・ニーロの圧倒的な存在感で展開を予想する余裕さえ与えないぐらいの勢いがあり、ラストシーンまで怒涛の展開でした。

この素晴らしい物語と、シガニー・ウィーバーロバート・デ・ニーロキリアン・マーフィーエリザべス・オルセンという名優たちを得た時点で本作の面白さは既に保証されていると思われます。

ラストは、結構気持ち良いぐらいに騙されますので、そういった作品をお好みの方は結構ハマれる作品となっていますので、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

博士の助手キリアン・マーフィ

作品情報

2011年製作 サスペンス

監督 ロドリゴ・コルテス

出演 シガニー・ウィバー、キリアン・マーフィー、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・オルセン

あまりに説得力のある伝説の超能力者ロバート・デ・ニーロ

スタッフ・キャスト

監督はライアン・レイノルズ主演のワンシチュエーションスリラー、(リミット)のロドリゴ・コルテス。

出演はシガニー・ウィバー、ロバート・デ・ニーロなどの伝説的名優をメインに、(28日後…)、(バットマンビギンズ)のスケアクロウ役でおなじみのキリアン・マーフィ。

後に(アベンジャーズ)シリーズのスカーレット・ウィッチ役でおなじみのエリザベス・オルセン。

助手の助手エリザベス・オルセン

ラストで衝撃の結末が待っている作品

ジャンルを越えた驚愕の物語(ディレイルド脱線)はこちら

設定を活かした展開が秀逸の心霊スリラー(ソウルコンタクト)はこちら

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