【レア作品推薦!カンフー映画】激突!キング・オブ・カンフー(LEGEND OF A FIGHTER)90分

投稿者: | 2020年8月9日

カンフー映画としてのお薦め度 ★★★★★★★★★☆

ブルース・リー怒りの鉄拳で描かれた精武門を創設した実在の英雄フォン・ユンガップの若き日々をユエン・ウーピン監督が描く傑作カンフーアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

テレビ放映題 拳王伝説 燃えよファイター

今回ご紹介するのは、ユエン・ウーピン監督、レオン・カーヤン主演、敵役と師匠役を好演している和製ドラゴン倉田保昭の好演も光る傑作カンフーアクションです。

それでは、まずはあらすじから、

武術の名門フォン家に生まれたユン・ガップ(サイモンユエン・ジュニア、レオン・カーヤン)は、幼少期より、病弱を理由にカンフーの稽古には参加させてもらえず、周りにも疎まれていた。

そんなある日、新しい家庭教師としてやってきた先生(倉田保昭)に秘密裏にカンフーの手ほどきを受ける。

先生との間にやがて生まれる信頼関係の中、ユン・ガップの腕は上がっていき、やがて別れのときがやってくる。

それから10年以上の年月がたち、立派に成長したユン・ガップは傍若無人に道場破りをしてきた日本人武道家を撃退する。

しかし、それを理由に日本側から新たな刺客が放たれる。

その刺客とは、かつての恩師その人だった、、!?

少年時代の主人公を演じるサイモン・ユエンジュニア
青年時代の主人公を演じるレオン・カーヤン。全く別人ですね、、。
家庭教師役の我らが和製ドラゴン倉田保昭師匠

本作で描かれている精武門を創設したフォン・ユンガップはジェット・リー主演作(スピリット)でも主人公として描かれていた人物で実在の英雄です。

フォン・ガップが色々あった流派をまとめたおかげで、皆が分け隔てなく色々な流派の武術を学ぶ事ができるようになり、そのおかげで中国武術は発展していきました

それぐらいの中国武術史に残る偉人です。

本作は、その精武門を設立するまでの少年時代と青年時代を描いた傑作カンフー作品です。

もう、何よりも一番の魅力は和製ドラゴン倉田保昭師匠の爽快感のあるアクションと、逃れられない運命と対峙することになる切なさが爆発する、存在感ではないでしょうか。

とにかく、力強く、キレがあって、めちゃくちゃ爽快感のあるアクションが素晴らしく、個人的には倉田アクション史上ベストワークではないかと思っています。

倉田師匠のキレのあるキックが炸裂!

一応、物語的にはラスボスとして登場しますが、これは(帰ってきたドラゴン)で演じていたような分かりやすい悪党ではなく、師匠として知り合い、色々お世話になった間柄でありながら、巡り巡って敵対することとなってしまい、雌雄を決して戦うしか方法がなくなってしまった二人の師弟の切ない物語となっています。

こっそりとカンフーを教えてくれる和製ドラゴン

もう、ラストは男泣きの展開でその後の武術界を背負うことになるフォン・ユンガップの誕生秘話としてはこれほど適格な物語はない、といっても過言はないと思います。

アクション面では、倉田保昭師匠のアクションは全て素晴らしい、の一言に尽きますが、主演のレオン・カーヤンのブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳(一応その後、精武門を創設する人物の物語なので、その弟子であるブルース・リーが演じた陳真が主人公のドラゴン怒りの鉄拳は、広い意味では続編とも考えられる)に通じるようなちょっと・ブルース・リーっぽい演技やアクションも観ていて楽しいです。

ラストの大激突も素晴らしく、怒涛の展開でした。

その他にも、少年時代の主人公をサイモン・ユエンジュニアが好演しており、まだ、カンフーができない状態から徐々に強くなっていく過程を好演していました。

個人的にはもっと、サイモン・ユエンジュニアが活躍しているシーンが観たかったのですが、そうすると物語が進まないのでしょうがないですね。

前半で活躍する父親役のフィリップ・コーのいつものキレの良い、型をバシバシ決めるアクションも非常にカッコ良く決まっていて、厳格な父親役が見事にハマっていました。

バシバシと型を決めるフィリップ・コー

それと、中盤突如登場する、フォンハック・オンユエン・チュンヤンのあまり物語には無関係なアクションも無意味に凄くて楽しめます。

蘇化子っぽい感じのキャラクターを演じるユエン・チュンヤン

フォン・ハックオンは、いつも通りの嫌味でありながら、珍しく愛嬌のあるキャラクターを楽しそうに演じており、ユエン・チュンヤンは蘇化子のようなお約束の恰好で、ひょうきんな演技を披露していました。

珍しく愛嬌のあるキャラクターを演じるフォン・ハックオン

もう、アクション面ではユエン・ウーピンの武術指導チームの作品なので、どのシーンをとってもハイレベルで常に名シーンの連続でした。

本作はカンフー映画の傑作でありながら、未だにVHSリリースのみのレア作品となっていて、恐らく、この先もDVD発売は厳しいかと思います。

輸入盤DVDとか字幕なしの無料動画とかでしたら、たまに見かけますので、機会がありましたら、是非ご鑑賞ください。

だらしない体形のロシア人ボクサーに鉄拳を加えるフォン
日本人武道家の道場破りを撃退するフォン

作品情報

1982年製作 香港製作 カンフーアクション

監督 ユエン・ウーピン 製作 ウー・シーユエン

出演 レオン・カーヤン、倉田保昭、サイモン・ユエンジュニア、フィリップ・コー、ブランデイ・ユエン、ユエン・チュンヤン、フォン・ハックオン

ラストバトルに向けて修行する和製ドラゴン
ラストの大激突!
ラストバトルで吹っ飛ぶ和製ドラゴン

その他のユエン・ウーピン監督作品

ドニー・イェン颯爽のデビュー作!(ドラゴン酔太極拳)はこちら

詠春拳の創始者をミッシェル・ヨーが演じたドニー・イェン共演作(レディファイター詠春拳伝説)はこちら

(イップマン継承)に登場したチョン・ティンチーを主役にしたスピンオフ(イップマン外伝マスターZ)はこちら

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