【セガール百裂拳!其の七】沈黙の奪還(SHADOW MAN)96分

投稿者: | 2021年12月28日

おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

元CIA特別捜査官のセガールが、誘拐された娘を救出するため、ついでに関係のない悪人を叩きのめす、ある意味安定のセガール作品!!

作品紹介

2007年1月13日公開

今回ご紹介するのは、スティーヴン・セガールのある意味安定のいつも通りのアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

元CIA捜査官のジャック(スティーヴン・セガール)は引退して企業家として活動していたが、ある日、娘のアマンダと義父のジョージと共に休暇をすごすため、亡き妻の故郷ルーマニアに向かっていた。

ジャックは仕事の都合により一日遅れで到着するが、何者かによってジョージは殺され、アマンダも誘拐されてしまう。

その裏にロシアの闇組織がからむ政府機関の関与を察知したジャックは、娘を救出するために単身組織に戦いを挑むのだった!?

今回も勿論無敵!!

スティーヴン・セガール主演のいつものアクション作品です。

アメリカではついにDVDスルーのビデオ作品となってしまいましたが、セガール人気の高い日本ではまさかの劇場公開が実現しました。

セガール作品も、これぐらいの時期になってくると、クオリティ的には劇場公開作品とビデオオリジナル作品との区別はほとんどつかないぐらいになっていますので、

劇場で公開しても問題ないとは思いますが、個人的には本作を劇場公開時に映画館まで鑑賞しに行った(確か沈黙のステルス、沈黙の報復とまとめて公開されていました)記憶がありますので、

1800円支払っていざ鑑賞、というところで(SONY HOME ENTERTAINMENT)と真っ先にスクリーンに映し出されてしまうと、

なんとなく損をしたような気になるから不思議です。

クオリティが変わらないのは分かっていても、です。

普通はかなりの危機的状況ですが、セガールだと相手だけが吹っ飛びます

という事で、いつも通りの一定のクオリティはクリアしているものの、一定のクオリティを越えてくることは決してない、セガール作品です。

今回も元CIAの特殊捜査官、という凄いのかどうか良くわからいけれど、セガールが演じているので凄いと納得させられる凄い企業家という役柄です。

ルーマニアに着くなり義父からひっそりと何かを託され、その何かを追っていた色んな悪人らしき人物にいきなり義父を殺され、

どさくさ紛れにしゃしゃり出てきた女性タクシードライバーに娘を誘拐されてしまいます

しゃしゃり出てくる女性タクシードライバー。誰?

いきなりすぎて、人物関係が良く分かりませんが、ロシアの闇組織とCIA、現地の警察、タクシードライバーがなんとなく絡み合って、

その義父から託された謎の物の争奪戦をするために、何故かセガールの娘の争奪戦まで繰り広げます。

その悪党たちを勿論セガールは容赦なく叩きのめしていくのですが、今回はその事件に関する悪党どころか、全く関係のないただの悪党まで、

その隠れ家に乗り込んで行って全員叩きのめしていきます

無関係の悪党からしたら、ただの災難です。

で、なんとなく悪党の組織に近づいていって一応、ラスボス戦などもあるのですが、あっという間に叩きのめしただけでは気が晴れなかったのか、

動けなくなっている悪党の両目を2本指で指で突き刺す、というジェイソンと見間違えるほどの過剰な攻撃を仕掛けていきます。

相変わらずです。

最終的にボロ雑巾のように処分される小悪党

後半にはおまけのような大どんでん返しもあるのですが、そのシーンで、前半にちょこっとだけ登場した合気道を使用した攻撃を仕掛ける、

という一応伏線の回収(というほどでもないですが)もあり、めでたしめでたし、といういつも通りの安心のセガール作品となっています。

ただ、今回のセガールもアフレコで別人の声が吹き込まれていて、数回誰が喋っているのか分からなくなるシーンが存在します。

登場人物の設定が混乱を招く上に、主人公が他人の声、というややこしいシーンが数回訪れますが、そこはフィーリングで鑑賞していればなんとなく理解できますので、

耳慣れない声が急に聞こえてきても、そこは気にしないようにする事をお勧めします。

そいう部分を気にしていると全てが気になってしょうがなくなるのがセガール作品ですので。

あと、セガール作品の特徴を一つ見つけました。

こうやって見ると敵の小物感というか主人公の大物過ぎる感が半端ないですね、、

先ほどの別人アフレコにもつながることなのですが、セガール作品、恐らく本作を含めたほとんどの作品で、セガール自身が製作も担当していますので、

製作現場での立場関係(というか上下関係)も、セガールの強権ぶりが想像できますが、撮影の勝手な遅刻や早退も頻繁なようで、

製作会社に訴えられたことがあるぐらいに常習だとは思われ、ほとんどの作品で撮影時間も恐らく常に短くなるようにスケジューリングされていたりして、

セガールの拘束期間をできるだけ短く、出演をできるだけ短くするために、

登場人物が何かの行動しているシーン(特にセガールが絡むシーン)の次のシーンへの切り替わりは会話などのシーンを挿入することなく、

行動しているシーンに被せるように次のシーンへ向かう理由を話している会話を音声だけ挿入して、すぐに次のシーンに行ってしまう、

という場面の切り替えシーンが結構多く存在しています。

例えば、セガールと女性ドライバーが、車のドアのカギを開けて乗り込むシーンに女性ドライバーが『自宅に大事なものを取りに帰ってから助けに行きましょう

というセリフの音声だけが重なり、その直後のシーンではもう女性の部屋に入っているシーンになる、

という感じで、場面と場面の切り替わりは全て後から録音した音声を被せてつなげる、という荒業です。

こうするとセガールが会話している映像は必要ないですし、移動した場所ごとに最低限必要なシーンだけを撮影して、さっさと帰宅する、

という事も可能なので、おそらくセガール対策で考え出した技ではないでしょうか。

ただ、セガールは楽ですが、その場面の切り替わりごとのちょっとした台詞を見逃してしまうと、それまでの流れも関係なく、全然違う場所で、

登場人物たちが何をするためにそこにいるのか全く分からない、という事が頻発します。

おそらくセガール作品の観にくさ、単純な物語なのに理解がしにくい理由は、この強引な展開にあるのではないかと思われます。

これは、もうセガールである限り、どうしようもない事ですので、そんな分かりにくさも、セガール作品の味、という事で気持ちの整理をつけてこれからも鑑賞していくしかないですね、、、。

ということで、セガール作品、あくびが出ても、よそ見は厳禁です!

セガールが好きそうなタクシー運転手

作品情報

2006年製作 アメリカ・イギリス・ルーマニア製作 アクション

監督 ミヒャエル・ケウシュ 製作・脚本 スティーブン・セガール

出演 スティーブン・セガール、エヴァ・ポープ、スカイ・ベネット

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