【推薦!】ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(THE HANGOVER)100分

投稿者: | 2020年5月5日

お薦め度 ★★★★★★★★★★

後に傑作ジョーカーを撮影する事になるトッド・フィリップス監督のセンスの光る秀作コメディシリーズ第一弾!お薦めです。

作品紹介

2010年7月3日公開

今回ご紹介するのは、トッド・フィリップスが監督を担当し、その後シリーズ3部作製作された大ヒットコメディの1作目です。

それでは、まずはあらすじから、

独身さよならパーティーを行うためラスベガスに来たフィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)は最後の思い出に高級ホテルに宿泊し飲んで騒いで一夜を明かすが、翌朝3人が起きると昨夜の記憶は全くなく、クローゼットの中には誰の子か分からない赤ちゃんがいて、バスルームにはなぜか虎がいた!?。さらににステユの歯が1本無くなっていて、花婿であるアランの弟の姿がなくなっていた!?事態の深刻さを理解した3人は、昨夜の軌跡を辿る旅に出るのだった!?

誰の子かわからない赤ちゃんも登場

後に(アリー/スター誕生)や(ジョーカー)で真面目路線でも手腕を発揮することになるトッド・フィリップスの監督作品です。

後の大活躍も納得のコメディとしてもしっかり笑えて、一つの映画作品としても非常に上手くまとまった秀作となっています。

当たり前ですがやはりコメディ作品は第一に笑えるかどうか、が大事で本作はこの主演3人がキャスティングされた時点ですでにその条件はクリアできているのだと思われます。

非常に相性が良く、掛け合いも軽妙でそれぞれの個性的なキャラクターを見事に演じています。

そこに加えて事件が冒頭で既に起きてしまった直後から始まり、見ている側も何が起きたか分からない、

という物語の出だしが秀逸でその事実を追いかけて行くというある意味サスペンス的な展開が面白く、

また新しい事実が分かるたびに笑いが生まれるという二重構造になっていて、非常に良くできた物語となっています。

他の作品のようにただ事実をそのまま時系列順に笑いを交えて進めるよりも、

最後のスタッフロールが流れる段階になっても物語の続きが気になりますので興味がずっと持続する展開となっています。

という事で本作はコメディ好きという方でなくても非常に楽しめる秀作となっていますので、機会がありましたら是非ご鑑賞いただきたい作品です。

昨日の記憶を辿るロードムービーが始まる

作品情報

2009年製作 コメディ

監督・製作 トッド・フィリップス

出演 ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ヘザー・グラハム

酔い潰れた翌日の部屋の惨状にびっくり

スタッフ・キャスト

監督・製作は(ジョーカー)、(アリー/スター誕生)、など近年活躍著しいトッド・フィリップス。

出演は本作以降ブレイクした(アリー/スター誕生)でもトッド・フィリップスとコンビを組んでいるブラッドリー・クーパー、(クレイジー・ドライブ)、(お!バカんす家族)などの名コメディアン、エド・ヘルムズ、(ザ・マッペッツ)シリーズなどのザック・ガリフィアナキス。

成り行きで行動を共にする3人

その他の(ハングオーバー)シリーズ

シリーズの方向性を決定づけた海外編(ハングオーバー史上最悪の二日酔い国境を越える)はこちら

シリーズ堂々の完結篇(ハングオーバー最後の反省会)はこちら

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【推薦!】ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(THE HANGOVER)100分」への2件のフィードバック

  1. orange489

    昨日に引き続き、ハング・オーバーの記事見させてもらいました!1作目ですね。
    にしても、監督があの「ジョーカー」を手掛けた人だったとは驚きです!
    全く作品感ちがいますよね。コメディと社会派ドラマって。
    才能のある監督さんは、どんな作品でも面白く作っちゃうんだな~。

    返信
    1. まぁく 投稿作成者

      こんにちは、いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。そうなんですよね!(ハングオーバー)と(ジョーカー)が、どうしても同じ監督作品とは思えないですよね!(ハングオーバー)以前もコメディ作品ばかり監督しているので、これからもお笑い専門でいくのかと思いきや、(ジョーカー)で急にコミック原作映画を、シリアスなドラマとして描く、というフリ幅が凄いですよね。これは、次回作にも期待するしかないですね!

      返信

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