おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
救難信号を受診した鉱山採掘宇宙船の乗組員たちが向かった先で、遭難者と共に謎のエイリアンを乗せてしまい、自分たちの宇宙船内でも乗組員たちが次々と襲われて行く、既視感満載のエイリアンバトルアクション!!



作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、宇宙船内に侵入したエイリアンと乗組員たちが戦うSFアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
鉱物採集船・蒼穹号に乗船するルイ達乗組員たちは、ある宙域を航行中に、未来社の創世記号の救難信号を受信する。
現場に向かうと船は大破した後で、小さな脱出ポッドの中にいたリン博士と助手のアンジーのみを救出する事に成功する。
しかし、その時、乗組員たちと共に持ち帰った何かの実験サンプルによって、蒼穹号も地獄と化していくのだった!!

監督は、(レジェンド・オブ・ドラゴンテイマー)(詳しくはこちら)や(蜀山降魔传)等のジュ・リンフォンで、既視感満載のエイリアンバトルを演出しています。


主人公となる宇宙船一等航海士ルイ役で、(西遊記孫悟空 vs 白骨夫人)や(アイアンフィスト)等のルー・ウェイが登場し、エイリアンとバトル繰り広げます。



で、救助される側の宇宙船船長リン博士役で、(暗杀1932)や(虚拟世界)等のワン・ミンが登場し、エイリアンと対峙していきます。



で、同じく救助される宇宙船の船員アンジー役で、(バトル・オブ・ダンジア)(詳しくはこちら)や(侠盗之簪花乱)等の
リン・イェンロウが登場し、可憐な魅力を発揮していきます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、宇宙のある宙域で発見された何らかの生物の細胞実験を行っている宇宙船・創世記号が、
ある問題が生じて壊滅的な大打撃を受けるシーンから始まります。


で、一方、一等航海士ルイ(ルー・ウェイ)達が乗船する鉱物資源採掘船・蒼穹号は、ルイの活躍もあって高額で売買できる鉱物を確保し、地球への帰路についていましたが、
創世記号からの救難信号を受診した事で、自分達最優先の船長ティエンと、人命救助最優先のルイとの間で小競り合いが生じます。


しかし、難破船には、お宝が眠っているかもしれない、という火事場泥棒のような仲間の船員たちの助言によって、結果的に救助に向かう事になります。

で、創世記号に辿り着いてみると、宇宙船は残念ながら大破してしまっていて、なんとか小型の脱出ポッドのみを回収する事に成功します。

で、脱出ポッドを開いてみると、そこにいたのは、気絶した男性と女性の乗組員二人のみで、データ検索によって、それが創世記号の船長でもあるリン博士(ワン・ミン)と、
助手のアンジー(リン・イェンロウ)である事がわかります。


博士の方は、ある程度負傷もしているようなので、何か壮絶な出来事があったようですが、とりあえずは医務室に運び、
傍らにあったボックスには、謎の実験サンプルのような物だけが収納されていたため、金目の物目当てのティエン船長は、ため息をつきます。


そんな中、まずはアンジーが目を覚まし、創世記号内で行われていた実験の詳細と、結局その実験は失敗に終わり、感染者も出してしまったため、
船を自分達で爆破せざるを得なかった事等が語られます。


で、そうこうしているうちに、今度はリン博士も目を覚ましますが、こちらは、いきなりのパニック様態で、覚醒するなり実験サンプルの所在確認と、アンジーへの罵倒を繰り返し、
船内は一挙にパニックモードになっていきます。

そんな中、何か物凄い力を持った生物によって、乗組員の命が奪われる事件が発生した事をきっかけに、船内は益々パニック状態となり、
ルイ達は、決死の覚悟で謎の生物との戦いに身を投じて行く、、、、、!!
、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

(エイリアン)に始まり、これまで多くのエイリアンもので語られてきた物語を、今の時代に、改めて中国映画界で実写映画化されたSF作品です。
なかなか、ここまで既視感の漂う内容を、真正面から、まるで初めて映像化するかのように製作された作品も、今の時代では珍しいのではないでしょうか。
それぐらいにまっすぐな、どこかで観た事のあるような内容となっています。

だだ、本作一応後半には、ちょっとした捻りもありますので、キャスティングの妙も含めて、後半の物語展開が見所の一つとなっています。

それでも、救助船と接触して、自分達の宇宙船にエイリアンが侵入してしまう展開や、(エイリアン2)や(スターシップトゥルーパーズ)シリーズで登場したような、
人力を強力な機械で補足して、半ロボット化するようなメカの登場、女性主人公二人は、後半白と黒のタンクトップ姿になるお約束、
対エイリアン用のゴツいビーム兵器の登場等、色んな作品から少しづつ頂いたような要素が作品全体に散りばめられていますので、やはり全体通して既視感は常に感じる内容となっています。

ですので、新鮮味はほとんどありませんので、楽しみ方としては、セガール作品を鑑賞しているようなスイッチを入れて、
観た事あるような設定や物語展開の内で予想通りにストーリーが進む、ある意味安心のSFエイリアンバトル物語としてゆったりと鑑賞する、ぐらいの心構えが最適な作品だと思われます。

ただ、超個人的にどうしても引っかかるのは、、、、、

重要な局面で主人公が下す決断が、ことごとく間違っている
という点で、THE正義の善人といった感じのキャラクターですが、その選択のせいで仲間達の命が次々と犠牲になっている事に本人は全く気付いていない、
という気付きも反省もないので、主人公の成長自体がほとんど描かれない、という部分に、どうしても感情移入ができませんでした、、。

という事で、もう既に何回も観たような内容のSF作品ですが、名作のつまみ食いリメイクのようにも思えなくもない作品ではありますので、
SF映画好きの方や、エイリアンもの好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。


作品情報
2026年製作 中国製作 SFアクション
監督 ジュ・リンフォン
出演 ルー・ウェイ、リン・イェンロウ、リウ・イェン、ワン・ミン、アン・ジハオ

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