お薦め度 ★★★★★★★★☆☆
突然山奥で始まる殺人ゲームに生き残れるのは誰だ?ありきたりの物語を予測不可能なサバイバルホラーに仕上げた秀作!お薦めです!!
作品紹介
2020年10月30日公開
今回ご紹介するのは、ブラムハウスピクチャーズ製作による、先読み不能なサスペンスアクションホラー作品です。
それでは、まずはあらすじから、
突然誘拐され、人里離れた森で目を覚ました男女12名は、突如鳴り響いた銃声とともに、自分たちの命が狙われている事を知る。
逃げ惑う男女、しかし、広場の中央には大きな箱があり、その中には武器となる銃火器が多数入っていた。
富裕層の道楽として密かに行われていると噂になっていたマナーゲートという人間狩りが実際に行われていたのだった!?
被害者たちは、生きてこの森から脱出するために、命をかけたサバイバルを開始する!?
全米公開時にコロナの影響で公開日が二転三転するうちに公開のタイミングが合わずに緊急公開後、直ぐに配信開始、という不遇の時期の作品です。
日本でもそれに合わせて公開日が変更になった上に、結局あまり宣伝されずに突然公開されていまいました。
そんな不遇の作品ですが、個人的には、最近鑑賞した作品のなかでは、一番楽しめる作品でした。
富裕層によって誘拐された人々が森で突然目を覚まして、殺人ゲームに強制的に参加させられる、というB級作品では、あまりにありがちな物語です。
だいたいどんな作品かは予想がつくけれども、一応ブラムハウスピクチャーズ製作作品なので鑑賞してみようかな、ぐらいの気持ちで鑑賞しました。
ところが、鑑賞開始後ものの、5分程度で、速攻で予想は軽く裏切られました。
勿論、良い意味でです。
あまり、詳しくは書けないのですが、とにかく、どの人物が生き残って、どのように展開していくのかが、全く予想できないんです。
そういうタイプの作品も多く存在しますが、それでもある程度は予測はついてしまいます。
しかし、本作の場合本当に全く予測がつかないので、大筋は単純な物語ながらも、10分後にどのような展開になっているのかさえ、予測できない展開の連続となっています。
流石にここまで、徹底している作品も相当珍しいと思われます。
それと主人公像も、かなり破天荒なキャラクターで、こういった物語でイメージする性格とはまるで違う主人公像となっていて、このキャラクターも次にどのような行動にでるのか全く予測できません。
どういったキャラクターなのかも書いてしまうと、また楽しみ半減してしまいますので、これも書けませんが、とにかく規格外といった感じです。
で、この殺人ゲームを仕掛けた黒幕が有名俳優で、後半まで顔は映らない角度で撮影されていて、「いったい誰なんだ?」
という引きの演出がされています。
見てみると、「おおっ!」となる人物ではありますが、日本では普通にその有名俳優も名前が入って宣伝されてしまっているので、そこはちょっと楽しみ半減してしまっているのではないでしょうか。
一応、ここでは作品をベストな状態で楽しんでいただくために伏せておきますので、鑑賞時に楽しんでください。
というように、本作は事前情報なしの何も予備知識ない状態で鑑賞すれば、するほどに楽しめる、
映画本来の楽しみ方での鑑賞スタイルが一番有効な作品となっていると思われますので、
是非とも、あまり予備知識ない状態で鑑賞してみてください。
ただ、ちょっとグロいシーンはあります、、。
作品情報
2020年製作 アメリカ製作 アクションホラー
監督・製作総指揮 グレイグ・ゾベル 制作 ジェイソン・ブラム
出演 ベティ・ギルピン、エマ・ロバーツ、アイク・ボリンホルツ、
その他のブラムハウスピクチャーズ製作作品
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